国立西洋美術館主任研究員の陳岡めぐみ氏が芸術文化勲章を受章 [fr]

 国立西洋美術館主任研究員の陳岡めぐみ氏が2月27日、「シャセリオー展」の開会式の際に行われた叙勲式で、在日フランス大使館のピエール・コリオ文化参事官により芸術文化勲章シュバリエに叙されました。

国立西洋美術館主任研究員の陳岡氏
国立西洋美術館主任研究員の陳岡氏
陳岡めぐみ氏とピエール・コリオ文化参事官
陳岡めぐみ氏とピエール・コリオ文化参事官
祝福に駆けつけた大勢の招待客に囲まれて
祝福に駆けつけた大勢の招待客に囲まれて

 
 陳岡氏は一橋大学を卒業後、東京大学総合文化研究科とリヨン第2大学で美術史を学び、東京大学同研究科で博士号を取得しました。フランス語も堪能です。博士論文をもとに執筆した著書『市場のための紙上美術館』で、複製エッチングを中心とした19世紀の美術市場の形成を明らかにし、2010年渋沢・クローデル賞・ルイ・ヴィトンジャパン特別賞を受賞しました。

 陳岡氏は国立西洋美術館学芸員として、日本でまだ知名度が低いフランス人アーティストの展覧会を数多く企画しました。2012年にヴァランス美術館の協力を得て、フランスの風景画家ユベール・ロベールの作品を日本で初めてまとめて紹介した「ユベール・ロベール-時間の庭」で、西洋美術振興財団賞を受賞しました。国立西洋美術館で今回開幕したロマン主義の画家テオドール・シャセリオーの日本初の本格的な回顧展「シャセリオー展-19世紀フランス・ロマン主義の異才」も手がけています。

最終更新日 28/12/2017

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