EUの将来像に関する白書 [fr]

 ジャン=マルク・エロー外務・国際開発大臣とドイツのシグマール・ガブリエル外務大臣は3月1日、ヨーロッパ委員会のジャン=クロード・ユンケル委員長が同日公表したEUの将来像に関する白書を歓迎する共同声明を発表しました。

 ジャン=マルク・エロー外務・国際開発大臣とドイツのシグマール・ガブリエル外務大臣は、ヨーロッパ委員会のジャン=クロード・ユンケル委員長が本日(1日)公表したヨーロッパ連合(EU)の将来像に関する白書を歓迎します。

 ヨーロッパ委員会が示す将来像は、ユンケル委員長が2016年9月14日に行った「ヨーロッパ連合の現状」に関する演説の延長線上にあり、3月25日のローマ条約調印60周年に向けて、ヨーロッパの将来やその計画および機能をめぐるより広範な議論に、重要かつ貴重な貢献をもたらします。これはブラティスラヴァで始まり、ヨーロッパ市民の利益のために明確で具体的な成果をめざしたヴァレッタで継続された活発な議論に直接呼応するものです。

 EUが未曾有の脅威に立ち向かわなければならない中、ドイツとフランスは同じ信念を共有しています。それは我々の最良の防護、将来への最高の切り札は、より強いヨーロッパ連合であるということです。

 我々は今日の主要課題に対する解決策の構築に優先的に取り組み続けるべきです。何よりもまず、近隣地域および世界レベルにおける外交政策の行為主体としてEUの役割を強化すること。さらにヨーロッパ防衛政策の活用も含めて、外的・内的脅威の悪化に直面するEU市民の安全を確保すること。移民・難民流入問題に対処するため、安定した協力の枠組みを設置すること、我々の経済の収斂とヨーロッパの投資を促進し、雇用を創出する持続的な成長のため、ヨーロッパの社会的市場経済を強化するとともに、ヨーロッパ通貨統合の完成に向けて前進しながら、ヨーロッパ経済の活性化を図ることです。

 ヨーロッパが直面する計り知れない課題に対応するため、単一市場をはるかに超えるEUという我々の野心を見直すべきではないと確信しています。EUは連帯と法治国家という共通の価値観に基づいています。我々は現在の課題がより効果的なEUを必要としていることを認識しています。この共通の信念が我々に、EUの機能を絶え間なく改善するとともに、我々共通の価値観と原則を守るため、歴史的な責任を与えています。より効果的に行動する新しい方法を促すヨーロッパ委員会の提案は、こうした観点から極めて有用です。我々が成し遂げたことを再び問題にすることなく、ヨーロッパがヨーロッパ全市民の期待によりよく応えるため、EU諸国のさまざまな野心レベルをよりよく考慮に入れる手段を見いださなければなりません。

 3月25日にローマで開かれる首脳会議は、来るべき課題に立ち向かうため、EUに新たな弾みをつける絶好の機会です。ドイツとフランスはこのプロセスの成功を極めて重視しています。

最終更新日 02/03/2017

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