パスポート ・タラン・ビザの概要

 外国人のフランス入国・滞在・就労に関する新たな法律(2016年3月7日公布))が2016年11月1日に施行されて以降、報酬を伴う活動を目的とした長期滞在ビザの申請手続きが大幅に変更されました。

 この新しい「パスポート・タラン(Passport Talent)」ビザは、特に有能な人材がフランスに滞在するための手続きをより簡便かつ迅速にすることを目的としています。ビザの申請からフランス入国までは基本的にフランス大使館のみが窓口となり、いくつかの手続きが簡略化されます(「パスポート・タラン」の対象となる給与所得者の労働許可は基本的に不要)

 「パスポート・タラン」ビザは、以下の職業カテゴリーに分類されます。

経済分野 企業内転勤者(salarié en mission)
カルト・ブルー・ユーロペエンヌ(Carte bleue européenne)
有能な青年学位取得者/新興革新企業従業員
起業家
革新的プロジェクト発案者(「スタートアップ」)
投資家
法定代表者/役員
文化、科学、スポーツ分野 芸術・文化活動従事者
研究者
著名人(芸術家、知識人、アスリートなど)

 この措置は、フランス本国、海外県(レユニオン、フランス領ギアナ、グアドループ、マルティニーク、マヨット)またはサンピエール・ミクロン海外領土に滞在を希望するすべての外国人に適用されます。

 ただし、以下の場合は免除されます。

  • ヨーロッパ連合(EU)、ヨーロッパ経済領域(EEA)の市民ならびにスイス国民
  • モナコ国民ならびにサンマリノ国民
  • 1968年のフランス-アルジェリア協定の適用を受けるアルジェリア国民

 日本在住の日本人および外国人が長期滞在ビザを申請する場合、従来どおり在日フランス大使館ビザセクションに申請する必要があります。

 申請内容と滞在期間によって、以下のいずれかのビザが発給されます。

1)滞在許可証としての効力を持つ「passeport talent」と記載された長期滞在ビザ(VLS-TS)

 滞在許可証として有効にするには、ビザの開始日から3カ月以内に居住県管轄の移民局(OFII)で手続きを完了させる必要があります。

2)「passeport talent – 3° du L. 313-20」と記載された長期滞在ビザ

 居住する地域の県庁で滞在許可証発行の手続きを行います。

最終更新日 01/05/2017

このページのトップへ戻る