第3回日仏サイバーセキュリティ会議開催報告 [fr]

 サイバーセキュリティ問題に関する日仏協力の一環として、第3回日仏サイバーセキュリティ会議が4月24日(月)から26日(水)まで、東京の慶應義塾大学で開催されました。

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 第3回日仏サイバーセキュリティ会議が、在日フランス大使館、情報通信研究機構(NICT)、慶應義塾大学、フランス国立情報学自動制御研究所(INRA)、フランス国立科学研究センター(CNRS)の共催で開催されました。この会議は、2015年4月に始まったサイバーセキュリティ問題に関する日仏協力の一環です。

 現代の生活における情報技術の普及と複雑化に伴い、サイバー脅威の潜在的影響は今や危機的レベルにあります。日本とフランスは民主的な経済大国であることから、サイバー攻撃の格好の標的となっています。日仏両国は脅威の重大性を十分に認識し、サイバーセキュリティに関する国家戦略を時を同じくして策定しました。これらの戦略は、この課題に対する両国の取り組み方に共通点があることを示しています。

 日仏サイバー協議が2014年12月、この問題をめぐる2国間協力を強化するため、両国の外務省の連絡調整により開始されました。在日フランス大使館は2015年4月、科学技術面から協力の充実を図るため、第1回日仏セミナー「サイバーセキュリティ」を開催しました。このセミナーによって日仏協力の大きな潜在性が明らかになり、サイバーセキュリティに関する7つの日仏作業部会が設置されました。

 両国の協力の動きは、長期的な視野で着実に進んでいます。2回目のイベントが2016年9月23日から25日まで、フランスのレンヌで開催されたのに続いて、第3回日仏サイバーセキュリティ会議が今年4月24日から26日まで、東京の慶応義塾大学で開催されました。後者では数回にわたる全体会議で、とりわけ2020年オリンピック・パラリンピック競技大会という背景の中で、サイバーセキュリティ関連の企業や政府機関のニーズが取り上げられた一方、7つの作業部会が各セッションで活動の進捗状況の確認を行いました。

 今般のイベントでは、さまざまなテーマに関する各作業部会の具体的な前進が明らかになったほか、とりわけ企業をはじめとする新たなパートナーの参画を得ることができました。このことは日仏のイニシアティブが強い関心を呼んでいることを表しています。2020年オリンピック・パラリンピック競技大会は、この問題に関する日本の文化に抜本的な変化をもたらし、日本に真の「サイバーレガシー」を生み出す可能性があります。日仏協力にとっても極めて重要な機会となります。

最終更新日 11/05/2017

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