岩崎セツ子氏が国家功労勲章を受章 [fr]

 著名なピアニストで、沖縄とフランスの関係発展に貢献した岩崎セツ子氏が5月10日、ティエリー・ダナ駐日フランス大使から、国家功労勲章オフィシエを伝達されました。

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 岩崎氏は東京芸術大学音楽部を首席で卒業後、1968年にフランスに留学し、パリ国立高等音楽院で研さんを積みました。その後、フランスの著名な教育者で、とりわけラヴェル作品の演奏で知られるピアニスト、ピエール・サンカンのアシスタントを1975年まで務めました。帰国後、ソリストとして10年にわたり国際舞台で活躍、1986年以降、ピアノ教育に専心しています。岩崎氏は後進の指導を通して、フランス流派の基礎と技術を伝授するとともに、一部の門下生に自分のようにフランスに留学するよう励ましています。

 1990年、沖縄県立芸術大学のピアノ教授に就任したのを機に、沖縄に移り住みました。地元の芸術界を代表する顔の1人であるのみならず、フランス音楽文化のスポークスマン的存在でもあります。岩崎氏は2000年、G8九州・沖縄サミットの際に、沖縄在住のフランス人と日本人約10人と沖縄フランス協会を設立。2年後に同協会会長に選出されて以来、現在まで同職を務めています。会長としての活動を通して、活発な日仏交流を地元で体現しています。フランスの文化と言語を沖縄で振興する活動が評価されて、2012年には沖縄コンベンションセンター館長に就任しました。同年、在那覇フランス名誉領事館名誉領事に就任、日本全国で唯一の女性フランス名誉領事です。

 フランス語が堪能で、クラシック音楽にも大衆文化にも情熱を傾ける岩崎氏は、とりわけ7月14日のパリ祭や11月末のボージョレ・ヌーヴォー解禁に合わせたワイン会など、数多くの日仏イベントを手がけ、いずれも沖縄で毎年恒例の人気イベントになっています。

最終更新日 29/05/2017

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