「アンスティチュ・フランセ東京」増築計画、建築家の藤本壮介氏に [fr]

 フランス政府公式機関 「アンスティチュ・フランセ東京」再整備事業の国際公募が行われ、駐日フランス大使を審査員長とするヨーロッパ・外務省の審査委員会による審査の結果、日本人建築家の藤本壮介氏が指名されました。藤本氏は歴史的価値のある既存棟2棟の改修および新棟建築の設計・監理業務を担います。

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藤本壮介氏
© David Vintiner

 1952年に落成したアンスティチュ・フランセ東京(旧東京日仏学院)の建物は、坂倉準三氏の設計思想を示す貴重な建物です。同氏は1930年代に近代建築の巨匠ル・コルビュジエに師事し、国際的な評価を得た最初の日本人建築家の一人です。

 日本で唯一の二重螺旋階段で有名になった第1棟の落成から10年足らずで、第2棟が増築されました。以来、一連の改修工事によって、この施設で提供される教育・文化・芸術活動の拡大と多様化を支えることができました。

 とはいえアンスティチュ・フランセ東京は老築化に加え、2011年3月の東日本大震災をはじめとする地震で構造躯体の強度が低下、スペース不足も重なり、新たな再整備計画を進める必要性に迫られました。この施設は日本に5つあるアンスティチュ・フランセの中で、規模、職員数ともに最大です。

 今回の大規模プロジェクトは、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開幕に合わせて完成する予定です。芸術、文化、言語、スポーツ各分野における活力に満ちた日仏協力を象徴する出来事になるでしょう。

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最終更新日 03/07/2017

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