パスツール研究所が日本と協力強化 [fr]

 パスツール研究所のクリスチャン・ブレショ所長が来日し、7月6日に開催された日本パスツール財団設立1周年記念講演会に、日本の著名科学者とともに出席しました。翌7日、パスツール研究所と国立国際医療研究センターの協力協定締結式に出席しました。

 日本パスツール財団設立1周年記念講演会「グローバルヘルスのための国際連携」が7月6日、パスツール研究所所長のクリスチャン・ブレショ教授と、分子免疫学の第一人者である京都大学高等研究院の本庶佑特別教授を迎えて、東京・六本木の国際文化会館で開催されました。

 本庶教授は、複数のがん免疫療法の基礎となる分子、タンパク質「PD-1」に関する研究業績を紹介しました。一方のブレショ教授は、保健医療をめぐる現在および将来的な世界規模の主要課題を改めて紹介しました。これらの課題はパスツール研究所とその国際的ネットワークの戦略の中核を占めています。

 続いてパネルディスカッションが行われ、両教授に加えて、東京大学医科学研究所所長の村上善則教授、京都大学とパスツール研究所の国際研究ユニットの科学コーディネーターを務める松田文彦教授、パスツール研究所感染症機能遺伝学ユニット長のアナヴァジ・サクンタバイ博士が参加しました。国際的な科学協力が産学問わず重要であること、とりわけ感染症対策においてワンヘルス・アプローチが必要であることが強調されました。

 ブレショ教授は翌7日、パスツール研究所と国立国際医療研究センター(NCGM)の協力協定の締結式に出席し、NCGMの國土典宏理事長とともに協定書に署名しました。今回の協定締結は、ラオス・パスツール研究所とNCGMの間で2013年より築かれたマラリアに関する研究パートナーシップを強化するほか、新たな研究領域の拡大や、アジアおよびアフリカにおける両者間の協力の新たな機会の創出をめざします。

最終更新日 12/07/2017

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