モスル解放 [fr]

 フランス大統領府は7月9日、イラクのモスル解放に関する声明を発表しました。

 イラクのモスル市が長く厳しい戦闘の末、テロ組織のダーイシュ(「イスラム国」)から奪還されました。

 エマニュエル・マクロン大統領は、対ダーイシュ国際有志連合が支持するイラク治安部隊の勝利をたたえるとともに、イラク共和国の当局と国民に祝意を表明します。

 モスル奪還は2014年夏以来、ダーイシュの阻止、次いで掃討のために進められた作戦の重要な段階です。フランスは今日、イラクでテロの恐怖に直面し、自由を守るために自らの命を犠牲にしたイラク治安部隊の隊員、ペシュメルガ、民兵など、すべての人に哀悼の意を表します。フランスはダーイシュの圧政と戦闘の暴力に耐え抜いた一般市民にも思いを寄せています。

 フランス共和国大統領は、有志連合に参加するフランス軍の航空兵、砲兵、訓練指導官、海兵に特別なメッセージを送ります。イラク治安部隊やペシュメルガに対する彼らの支援が、昨秋からモスルで進められた作戦の成功を可能にしました。

 有志連合の作戦は完了しておらず、ダーイシュとの戦いは断固として続行されなければなりません。イラク全土の解放は進行中で、特にラッカやユーフラテス川流域など、シリアのダーイシュ支配地域の消滅も進んでいます。フランスは軍事的努力を維持します。テロとの戦いも、国内はもとより、テロが出現するところはどこでも、最も強い決意を持って続行します。

 モスル奪還から一日、イラクにとって課題は計り知れません。軍事、政治、人道、経済の各方面にわたります。政治的意思決定者やイラク社会が責任ある選択をすべき問題が、まだ山積しています。イラクや地域の将来やテロの脅威との戦いの続行は、これらの選択の的確性にかかっています。フランス共和国大統領は、モスルの勝利がイラクの歴史に新たなページを開き、同国が平和、安定、一体性を維持できることを祈念します。フランスはイラクの側に立ち続けます。

ヨーロッパ・外務省報道官記者会見(2017年7月10日)

記者:モスル陥落後、どのような優先課題を実行すべきでしょうか? イラクで「包摂的」な政治的解決を受け入れさせるのに十分な寛容性と影響力が、アバディ政権にあるとお考えでしょうか?

報道官:モスル解放はダーイシュに対する大きな勝利です。しかしタル・アファル、ハウィジャ、アンバル州をはじめ、イラク領土の一部はまだテロ組織の支配下にあります。フランスは国際人道法を順守し、特に民間人の保護を重視しながら、テロ組織を決定的に打破するため、イラクにあらゆる支援を提供し続けます。

 フランス共和国大統領は7月9日、対ダーイシュ国際有志連合から支援を受けたイラク軍の勇気をたたえるとともに、この勝利がイラクの歴史に新しいページを開き、同国が平和、安定、一体性を回復できるよう祈念しました。

 それには人道的、経済的、政治的な緊急課題に対処する必要があります。私たちは昨年10月20日にパリで開催されたモスル安定化に関する会議を受けて、イラクとアル=アバディ氏の政府が立ち向かうべき課題に取り組むため、今後も全面的な支援を提供し続けます。

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最終更新日 14/07/2017

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