ユネスコ次期事務局長候補のオードレ・アズレ氏が日本訪問 [fr]

 オードレ・アズレ元文化・通信大臣が7月27日(木)から29日(土)まで、ユネスコ(国連教育科学文化機関)次期事務局長の候補者として、東京と京都を訪問しました。

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国際交流基金の安藤裕康理事長、オードレ・アズレ氏、ローラン・ピック駐日フランス大使
© 在日フランス大使館

 オードレ・アズレ元文化・通信大臣は7月27日から29日まで、自身への支持を訴えるため、日本を訪問しました。フランスおよびエマニュエル・マクロン大統領は、アズレ候補を支持しています。ユネスコ執行委員会による選挙は、10月9日(月)と10日(火)に行われます。

 アズレ氏は滞在中、文化政策やユネスコの活動に携わる日本政府関係者と面談しました。とりわけ外務省と文部科学省で会談が行われました。京都では、日本の文化遺産を象徴する文化財を視察しました。

 アズレ氏によれば、「鎮まったと思われていた緊張が突如として再び高まり、基本的自由が後退し、アイデンティティーの主張や宗教的主張が国内的・国際的な不協和音を増幅し、環境リスクが現実のものとなる中、ユネスコの使命はかつてないほど重要に思えます。ユネスコは高い志をもって、国連の良心としての立場を明確に示すべきです。教育、文化、科学および持続可能な開発の普及、人道的価値観の保護は、平和と民主主義の確立に向けた国連の普遍的プロジェクトの成功のため、長期的に見れば最も深く、最も確かな基礎でした」

最終更新日 17/01/2019

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