フランスが世界に先駆けて炭化水素の採掘を禁止 [fr]

 ニコラ・ユロ環境連帯移行大臣は9月6日、在来型炭化水素と非在来型炭化水素(シェールガス、オイルサンドなど)の探査・採掘を終了させる法案を閣議に提出しました。

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 炭化水素の探査・採掘を終了させる法案は、ユロ大臣が今年7月に発表した気候プランの具体化の第一歩です。この法案は「強いシグナルです。パリ協定を順守し、地球温暖化を2度未満に抑えるためには、既知の化石資源の80%以上を地下に埋蔵されたままにする必要があることは周知のとおりです」とユロ大臣は改めて指摘しました。

 これによってフランスは、世界で一番最初に国内の水素炭素の探査・採掘を禁止する国となります。参考までに、フランス国産石油・天然ガス生産量が国内消費量に占める比率は1%です。ユロ大臣は「この法案で、フランスは気候変動対策のけん引役を果たすとともに、パリ協定の延長線上で、この取り組みに合流するよう他国を促します」と意気込みを明らかにしました。

 この法案はシェールガスの探査・採掘禁止を法制化し、2040年までにフランス国内の石油・天然ガス生産を漸次的かつ不可逆的に終了させます。

  • 既存の採掘権は2040年以降、更新できなくなる一方、新規の炭化水素探査許可は一切付与されません。しかし、合法的に取得された状況は尊重されます。
  • 炭化水素探査が禁止され、シェールガス採掘許可が一切交付されなくなって以降、いかなるシェールガス採掘もフランスでは不可能になります。

 国内生産の中止は、石油や天然ガスを燃料とする自動車の販売を2040年までに終了する措置をはじめ、気候プランのその他の措置によって促進される化石エネルギー消費量の減少に応じて、段階的に進められます。

 今では「状況は明確です。過去に認められた許可には有効期限が設定され、将来は化石エネルギーのない世界となります」とユロ大臣は説明しました。

最終更新日 08/09/2017

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