ギャガの依田巽会長がレジオン・ドヌール勲章を受章 [fr]
ギャガ株式会社の依田巽会長が10月23日、ローラン・ピック駐日フランス大使により、レジオン・ドヌール勲章オフィシエに叙されました。叙勲式には元首相で、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の森喜朗氏も出席しました。
依田氏は日本の文化産業発展の立役者の一人です。何よりもまず音楽界で数多くの才能を世に送り出したことで知られ、近年では映画配給大手のギャガ株式会社の経営トップとして、映画界に情熱を傾けています。さらに経済産業省が進める日本のコンテンツ産業振興政策でも大きな役割を果たしています。
依田氏は2つの面でフランス映画に卓越した貢献を果たしています。1つは映画配給会社のトップとして、長年にわたりフランス映画のヒット作(観客動員数200万人を記録したジャック・ペラン監督の『オーシャンズ』、同130万人の『最強のふたり』、同80万人の『美女と野獣』など)を生み出しました。もう1つは東京国際映画祭(TIFF)元チェアマン、TIFFを主催するユニジャパンの理事会役員として、フランス映画がこの映画祭で脚光を浴びることに貢献しています。
フランスは今回の叙勲によって、日本の文化産業発展に尽くし、映画を通して日仏両国の親睦を深めた依田氏の多大な功績をたたえます。