ジャンヌ・モロー追悼特集 [fr]

 ジャンヌ・モローは日本を愛し、彼女自身も日本の心を少し持っていると語っていました。彼女は数多くの来日を重ねる中で、日本の観客と特別な関係を築きました。それは唯一無二の親密な関係、決して薄れることのない忠実な関係でした。

映画『突然炎のごとく』(フランソワ・トリュフォー監督)より、『つむじ風』


 
 ジャンヌ・モローは女優、歌手、映画監督である前に、既成秩序にとらわれない自由で解放された女性でした。彼女がその低い声、美貌、エレガンスを提供したのは、ルイ・マルやルイス・ブニュエルをはじめ、オーソン・ウェルズ、ヴィム・ヴェンダース、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、フランソワ・トリュフォー、エリア・カザンなど、いずれも20世紀映画界の巨匠たちでした。

 それゆえにアンスティチュ・フランセ日本が、120本以上の出演作を遺したフランス映画を代表する大女優にオマージュを捧げるのは当然のことといえます。

 彼女自身を彷彿とさせる『つむじ風』の美しい一節は、彼女の映画とともに、私たちの心と記憶にいつまでも残るでしょう。

 「僕たちは出会い、知り合った
 僕たちは離れ、さらに離れた
 僕たちはまた会って、お互いを暖めあった
 そしてまた別れた」
 
        - 映画『突然炎のごとく』より
 

ジャンヌ・モロー特集プログラム(予定)

1月19日(金) 16:15 『パリの灯は遠く』(原題:Monsieur Klein、監督:ジョセフ・ロージー、1976年)
19:00 『死刑台のエレベーター』(原題:Ascenseur pour l’échafaud、監督:ルイ・マル、1958年)
1月21日(日) 12:00 『天使の入江』(原題:La Baie des Anges、監督:ジャック・ドゥミ、1962年)
14:15 『オーソン・ウエルズのフォルスタッフ』(原題:Falstaff、監督:オーソン・ウェルズ、1965年)
17:00 『現金に手を出すな 』(原題:Touchez pas au Grisbi、監督:ジャック・ベッケル、1954年)
1月26日(金) 16:30 『天使の入江』(原題:La Baie des Anges、監督:ジャック・ドゥミ、1962年)
19:00 『ナタリー・グランジェ(女の館)』(原題:Nathalie Granger、監督:マルグリット・デュラス、1972年)

 
【会場】 アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュ
【会期】 2018年1月19日(金)~1月26日(金)
【お問い合わせ先・アクセス】 アンスティチュ・フランセ東京

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最終更新日 14/03/2018

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