マクロン大統領が国民に向けてテレビ演説 [fr]

 エマニュエル・マクロン大統領は2017年12月31日、国民向けのテレビ演説で2018年の抱負を述べました。

テレビ演説の抜粋(2017年12月31日)

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 私たちは2018年、何よりもまず国際レベルで、いくつもの闘いと断固とした行動を進めなければなりません。それはレヴァント、サヘル、フランス国内でのイスラム過激派によるテロとの闘いです。そのような理由から私は今夜、今この時も戦闘の舞台に立つ我が国の兵士に思いを馳せたいと思います。私は今年殉職した彼らの同僚のことを思います。私たちはこのテロとの闘いに勝利します。イスラム過激派によるテロと日々闘い、皆さまを毎日守っている警察官や憲兵にも敬意を表したいと思います。

 しかし私たちは海外でも平和を勝ち取らなければなりません。この仕事は私たちの安全のために不可欠であるとともに、私たちの普遍的な使命でもあるからです。この仕事は諸国の安定を確保し、すべての少数派の尊重を確保するためのものです。それは私たちがレバノンで行ったことであり、今日サヘルで行っていることであり、今後もシリア、中東、アフリカで行い続けることです。これは今日、多くの大陸で取り戻すべき平和と希望の法則です。

 2018年はヨーロッパ・レベルでも決定的な年です。ご存じのように、私はこの闘いに全力を尽くしています。というのもヨーロッパがフランスのために良いと、フランスはより強いヨーロッパなくして成功できないと、心の底から確信しているからです。ヨーロッパ市民の皆さま、2018年は特別な年です。私は今年、皆さまを必要とします。私は皆さまが市民協議によって意見を表明し、ヨーロッパ議会選挙に先立つ数カ月前に、ヨーロッパのために望むことを語ること、それによって政治指導者が大規模プロジェクトを構想できることを願っています。私たちはヨーロッパの野心を改めて見いだすとともに、より主権を有し、より団結し、より民主主義的なヨーロッパを改めて見いだす必要があります。それが国民のために良いことだからです。私はヨーロッパが、私たちを形成し、共通の歴史であるこれらの価値観を掲げながら、中国やアメリカに対峙し得る経済、社会保障、環境、科学の大国になることができると心の底から確信しています。私はヨーロッパの奮起に向けた皆さまの決意を必要とします。私たちが一丸となって、ナショナリストにも懐疑主義者にも一切譲歩しないことを必要としています。

 私としては、とりわけドイツをはじめ、ヨーロッパのパートナー諸国と仕事に取り組み続けます。ドイツの友人たちとの親密な対話は、ヨーロッパのあらゆる前進に必要な条件です。それはその他のパートナー諸国との対話を排除するものではありませんが、すべてがそこから始まります。この面でも私たちはより先に進み、過去の習慣を断ち切るとともに、私たちが自分たちのために決める将来への共通の関心を取り戻す必要があります。

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 私たちは出自や宗教、政治的信条のために脅威にさらされ、祖国を逃れてきた女性や男性を受け入れなければなりません。いわゆる庇護権と呼ばれるものです。これは道徳的、政治的義務であり、私はいかなる譲歩もしません。私たちはこのことを順守します。私たちはこれらの女性や男性を受け入れ続けます。フランスが彼らの祖国だからです。とはいえ全員を受け入れることはできません。ルールなしに受け入れることはできません。各自の身分を審査できることも不可欠です。我が国の領土に到着した者が庇護権の対象ではなく、フランス国籍を取得できる可能性が皆無のときは、何カ月も何年も非合法的に滞在することを容認することはできません。これは本人とっても国にとっても良くないことです。ここにもまた簡素なルール、守るべきルール、すなわち厳格さが必要です。私は我が国が人道的かつ効果的な受け入れ方針を堅持するよう全力を尽くします。

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最終更新日 02/01/2018

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