シリア・東グータ地区で爆撃続行、人道支援物資輸送中断 [fr]

 フランスのヨーロッパ・外務省は3月6日、シリア政権軍による東グータ地区の攻撃続行を非難する声明を発表しました。

 フランスは東グータ地区でシリア政権軍による航空攻撃および地上攻撃の続行を最も厳しい表現で断固非難します。これは国連安全保障理事会決議第2401号に完全に違反しています。この攻撃続行は日々数十人の民間人犠牲者を出しています。

 フランスは、この決議が人道支援物資を完全に安全な状態で妨害されることなく輸送し、医療的緊急事態にある民間人の救急医療搬送を行うことができるように、敵対行為の全面停止とシリア全土で少なくとも連続30日間の人道的停戦の履行を要求していることを改めて指摘します。

 国連がチャーターした人道支援物資の車列が昨日(3月5日)、2月14日以来初めて、ドゥーマに向かって東グータ地区の通行が許可されました。しかし車列は政権軍によって、積載していたすべての医薬品と医療器具を再び没収されました。その上、国連とパートナー諸国はシリア政権軍による爆撃続行に直面し、人道支援車列の荷降ろし作業中断と、展開していた人道支援要員の緊急避難を余儀なくさせられました。

 フランスはこれらの国際人道法違反を非難します。さらに、包囲されたグータ地区の住民40万人が生命維持に不可欠な支援物資を受け取ることができるべく、命懸けで行動する国連職員と人道パートナーの献身と勇気に敬意を表します。

 フランスはシリアの(アサド)政権の同盟国、とりわけロシアとイランに対し、国際義務を直ちに順守するとともに、彼らの支持を得て行動するアサド政権に人道的停戦の履行を強いるよう呼びかけます。決議第2401号に賛成票を投じたロシアは、特別な責任を負っています。エマニュエル・マクロン大統領が昨日(3月5日)指摘した通り、私たちは無差別爆撃と民間人に対する包囲戦が直ちに停止するように、ロシアが実際的で具体的な措置を講じることを期待します。

最終更新日 11/04/2018

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