第1回国際太陽光同盟サミット開催 [fr]

 第1回国際太陽光同盟(ISA)サミットが3月11日、インドのニューデリーで開催されました。フランスからはエマニュエル・マクロン大統領、ジャン=イヴ・ル・ドリアン・ヨーロッパ・外務大臣、セゴレーヌ・ロワイヤルISA実行担当特使が出席しました。サミットではISAの活力強化、具体的なプロジェクト、ISAの目標達成に向けた資金調達戦略が取り上げられました。

第1回創設サミットが2018年3月11日、ニューデリーで開催

 この第1回創設サミット開催の呼びかけに36カ国が応じ、太陽エネルギー分野の優先課題(農業・農村地域、太陽光ミニグリッド、ソーラールーフ設置、電動モビリティ)をめぐる協議に参加しました。第1段階の資金動員を始動するため、優先プロジェクト100件が前に進められました。

ISA誕生の経緯

 このイニシアティブは2015年12月の国連気候変動パリ会議の際、フランスとインドによって立ち上げられました。

 ISAは2017年12月6日、国際機関の地位を取得しました。

 現在58カ国がISAの定款を定めた枠組み協定に署名し、そのうち26カ国が批准しています。これは気候変動と闘うために、最も有望な同盟の1つです。

 国際太陽光同盟はインドに拠点を置く史上初の国際機関で、ニューデリー近郊のグルグラムに本部を置いています。

ISAの目標

 ISAは北回帰線と南回帰線の間に位置する日射量が多い121カ国で、太陽エネルギー導入の「規模拡大」を可能にするため、そのコストを大幅に低減することを目的としています。

 追求すべき目標は多岐にわたります。

  • 太陽エネルギーのコストを大幅に低減すること
  • 途上国の多大なエネルギー需要に対応すること
  • 気候変動対策に貢献すること

目標達成への道筋

 ISA加盟国はコストの低下、品質管理の強化、製品のニーズへのよりよい適合、技術の改善に向けて「共同市場」を創出するため、資金調達、技術、イノベーションの需要を集約し、調整することを約束しています。

 ISAは最貧困層が太陽エネルギーを入手できるようにするため、資本の誘導、資金メカニズムによるコストの削減、エネルギーへの普遍的アクセスの促進、加盟国による製品使用に適した製品品質を確保するための共通規格の策定支援などの重要性を強調しています。

 ISAは目標を達成するため、2030年までに太陽エネルギーへの投資資金1兆ドル超の動員を可能にする金融手段の導入をめざします。

5つの計画を選定

1. これらのプロジェクトの大規模な資金調達を目的とする金融工学とリスクヘッジ金融メカニズムを導入

2. 特にかんがいや公共照明の分野で、地方レベルの太陽エネルギー導入を拡大

3. 島しょ地域や孤立地域のエネルギー自立をめざして太陽光ミニグリッドを拡大

4. ソーラールーフ設置を促進

5. 太陽光発電を利用した電動モビリティを促進

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2017年12月6日に国際機関の地位取得

 現段階で64カ国が、各国の連絡窓口を通してISAに参加しています。ISAは2017年12月6日、国際機関の地位を取得しました。58カ国が枠組み協定に署名したISAは、気候変動と闘うために最も有望な同盟の1つになりました。

セゴレーヌ・ロワイヤルISA実行担当特使

 セゴレーヌ・ロワイヤル特使は、環境連帯移行省やヨーロッパ・外務省と連携しながら、エマニュエル・マクロン大統領の要請に従って、以下の任務を担っています。

  • ISA加盟国数の増加ペースを加速させること
  • ISAが支える具体的なプロジェクトによって、太陽エネルギーの大規模導入を促進すること
  • 動員可能なすべてのパートナーや力(企業、特にテラワット・イニシアティブ、地方自治体、都市、NGO、資金提供者、国際機関)を結集すること
  • これらのプロジェクトに不可欠な金融工学を完成させること

 2017年に実施されたインタビュー

最終更新日 13/03/2018

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