仏独首脳共同記者会見 [fr]

 エマニュエル・マクロン大統領は3月16日、パリを訪れたドイツのアンゲラ・メルケル首相とエリゼ宮(フランス大統領府)で共同記者会見を行いました。

エマニュエル・マクロン大統領の発言

実際の発言のみ有効

エリゼ宮、2018年3月16日

 皆さん、本日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相をお迎えして嬉しく思います。ドイツ政府の長に再選後、最初の外国公式訪問先として、ここパリにいらしたことに感謝したいと思います。何よりもまず、今回の再選に祝意を表したいと思います。私たちはここ数カ月、一緒に仕事をするのを中断していました。私は首相が連立相手に受け入れられる堅固な連立協定の構築に大いに尽力されたことを知っています。それは今や実現し、すべてが良い結末を迎えて、首相が再び選出されたことに、私たちの心からの喜びをお伝えしなければなりません。おめでとうございます、首相、親愛なるアンゲラ、パリにようこそ。

 このことは、連立協定でも掲げられたように、ヨーロッパおよびフランスとのパートナーシップを私たちの懸案の中心に据えます。私たちが本日行う意見交換のほかにも、両国の複数の閣僚が今日または数日中に、私たちが策定する行程表の一環として会談します。私たちにはまだやるべきことがあります。

 ヨーロッパの状況が根底から揺らぐ中、私たちに今期待されている仕事は重要です。ブレグジット以降、根底から揺らぎ、イタリア総選挙以降も根底から揺らいでいます。この選挙では極右・極左が台頭し、私たちは完全に解決できなかった長引く経済困難と、こちらも完全に解決できなかった移民問題のあらゆる影響をはっきり見て取ることができました。

 国際緊張が高まり続ける中、私たちに重大な責任が与えられていることは言うまでもありません。私たちはもちろん首相とこれについてじっくり話し合いますが、私はここでイギリスの友人たちのために連帯の言葉を述べたいと思います、自国領土で攻撃を受けたイギリスに対する同盟国の全面的な連帯をここで改めて表明します。私たちがこのロシアの介入と、起こったことを非難することをここで改めて表明します。というのもすべてが、ロシアが確かにこれらの殺人未遂に導いたと信じるに至らせるからです。私たちの共通の意思も再確認したいと思います。私たちはここ数カ月間、ここ数年間と同様に、この意思をドイツとともに常に掲げてきました。それは国際連合および北大西洋条約機構における私たちの約束に従って、いかなる化学兵器のいかなる形態の使用も禁止するということです。

 こうした状況の中、私たちの責任は極めて重大です。ここでもまた疑いや諦めの論評や、失敗や分断を常にうかがう論評を耳にします。私たちは今日、自分たちの責任をお互いに十分に認識していると思います。

 ドイツは長年、フランスが自国の改革を推進するのを待っていました。フランスはここ数カ月間、未曾有の状況の中、強い意志をもって改革を実行しました。今後も改革の実行を続けていきます。

 ヨーロッパは長年、仏独カップルが前進し、力強く提案することを期待しました。仏独カップルは歴史的に、ヨーロッパが重大な段階を迎えるごとに力を発揮しました。私たちはその用意があります。今やその段階を迎えています。

 半年前、私は提案を行いました。私たちは提案前も、それ以降も一緒に大いに議論しました。この新しい野心を手を携えて築けることが今日、必要不可欠です。それが今から6月までの私たちの仕事です。経済通貨統合、とりわけユーロ圏については、責任と連帯を再び連動させる私たちの能力を、移民政策、防衛政策、貿易政策、さらに研究政策、文化政策、教育政策について、私たちは主要分野の大部分を共に定義することができました。私たちは今から6月までに、この再建に向けた明確で野心的な行程表を提示します。そのために私たちは全精力を注ぎます。

 このヨーロッパ行程表のほかに、当然のことながら2国間関係があります。私たちは数週間前、新しいエリゼ条約、共同の条約についても前進する共通の意思を再確認しました。私たちのヨーロッパの野心は、常にこの2国間関係の上に築かれました。私たちは今夜これからそれに取り組み、議論します。

 皆さんお分かりの通り、今日は重要な1ページが開かれます。今後3カ月間、私たちは短期的な決定を下すためだけでなく、ヨーロッパに不可欠な中長期的な展望を描くためにもやるべきことが多くあります。これらの展望は今日、恐らく数カ月前よりも一層不可欠なものになっています。

 いずれにせよ、首相、親愛なるアンゲラ、私がどれほど覚悟ができているか、どれほどこの共同作業を心待ちにしていたか、あなたはご存じです。私はあなたにもう1度、ここパリにようこそ、そしてとりわけこの組閣された内閣と、獲得した国会の信任にブラボーと申し上げたいと思います。

最終更新日 20/03/2018

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