「CEA Tech」の技術、対日輸出を促進 [fr]

 「CEA Tech Days in Japan」セミナーが2017年10月11日から12日まで、新宿の京王プラザホテルで開催されました。CEA Tech日本代表のヤン・ガレが、この重要なセミナーについて総括します。

CEA Tech Days in Japan - JPEG質問:CEA Tech Daysは、今や産業界も待ち望む東京での定期的な行事となっています。セミナーについて、これまでの経緯をご説明いただけますか?

ヤン・ガレ(以下YG):2004年にLETI(電子情報技術研究所)がワークショップ形式で最初の「LETI Day Tokyo」を開催しました。参加者は40人ほどでその約半数は大学などの研究機関の方々でした。その後、毎年10月にこのセミナーを開催していますが、そのたびに規模は大きくなり、日本の産業界を中心に参加者も増加しています。

 本セミナーの成功を目の当たりにし、約10年後、ほかの研究所もLETIと足並みをそろえるようになりました。こうして2017年には第13回LETI Day、第4回LITEN Dayと第3回LIST Dayが開催されました。

 今年は参加者450名のうち90%以上が産業界の代表者でした。

質問:セミナーはどのように進められますか?

YG:セミナー前日、日本企業の幹部の皆さまをお招きし、在日フランス大使館でセミナーのオープニングレセプションを開催します。セミナー初日はLETI(電子情報技術研究所)の技術を紹介し、2日目の午前中はLITEN(新エネルギー・ナノ素材技術イノベーション研究所)、午後はLIST(システム統合応用技術研究所)がぞれぞれの技術を紹介します。差異化による実績を上げ、かつ日本の産業界にとって有意義な技術を毎年前面に出しています。

 今回、LETIが取り上げたテーマは先端リソグラフィ、シリコン基板上の受動部品、パワーエレクトロニクス、さらに自動運転車用センサーデータ統合などでした。LITENは太陽光発電、エネルギー貯蔵、エネルギー効率技術を強調し、LISTは人工知能、特にディープラーニング、そして日本の原子力産業技術を前面に出しました。

質問:このセミナーの目的と効果は何ですか?

YG:2004年、日本で初めて「LETI Days」が開催されたとき、日本の産業界とは数少ないパートナーシップしかありませんでした。技術的な観点から見ると、情報・通信技術でもエネルギーの新技術でも多くの世界トップ企業は日本に位置します。そこでLETI に続きLITEN 、そしてLISTが技術イノベーション分野で避けることのできない国である日本に対し、特別な努力を払う選択をしました。

 この2日間は日本企業にとって重要な出会いの場となります。CEA Techのさまざまな研究所と日本企業との間の既存の協力を総括し、新たなパートナーシップの可能性を開拓する機会でもあります。最終的な目標は日本からの投資とフランスへの経済波及効果の増加です。講演、成果発表、そしてミーティングで構成されるCEA Tech Days Tokyoセミナーにより、我々のノウハウと技術を日本でより良く理解してもらえるようになりました。

 日本の機関との提携実績はここ数年、特にマイクロエレクトロニクス(先端リソグラフィ、シリコンパーツなど)分野や再生エネルギー関連分野(バッテリー、太陽光発電など)で著しく増加しましたが、この先もさらなる好機が訪れると信じています。

最終更新日 04/04/2018

このページのトップへ戻る