世界保健機関設立70周年 [fr]

 世界保健機関(WHO)が2018年4月7日に設立70周年を迎えるにあたって、原加盟国のフランスはWHOの行動に対する支持を改めて表明します。

 フランスは多国間体制におけるWHOの役割に特別な注意を払っています。WHOはその任務、専門的な知識・能力、諸計画を通して、世界の保健制度で極めて重要な役割を演じています。保健衛生の課題や健康危機の増加は、世界がどれほどWHOを必要としているかを際立たせています。それゆえにフランスは、新興の健康課題に対応し、健康危機への準備と対応を改善するとともに、ガバナンスと運営を改革するためのWHOの努力を支持します。

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フランスは対WHO拠出額で第4位

 フランスとWHOの優先協力分野は、協力枠組み協定で定められています。それは国際的な健康安全保障、健康に関する持続可能な開発目標(SDGsの目標3)、リスク要因低減と保健に関する資金調達を含む保健体制の強化、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)に向けた前進、保健分野の人的資源、良質な医薬品、保健分野の研究開発です。

 フランスはWHOに対して、第4位の義務的拠出金を拠出しています。フランスの財政貢献は2017年、WHOリヨン事務所に対する2017-18年度分の特別拠出金500万ユーロを含む、4,340万ユーロに上りました。

 この資金拠出は、健康危機の未然防止、発見、対応に関する各国の能力強化に当てられます。フランスはWHO新健康緊急事態管理計画の実施において、最も重要であると考える保健体制の強化を通して、危機の未然防止活動に対する支援を強化することを決めました。

 この未然防止活動を補完する形で、WHOと特に健康緊急事態管理計画は、緊急事態用予備基金を介して危機対応を行っています。エボラ危機の教訓を受けて2015年に創設された同基金は24時間動員可能で、これにより専門家の派遣、設備の提供、即応戦略プランを通した政府の支援が可能になります。この基金の創設以来、50件以上の健康緊急事態に対応することができました。基金は2017年だけで、24カ国で使用されました。

ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ

 WHOは設立70周年に際し、だれもが貧困化のリスクを負うことなく、質の高い治療、保健サービス、医薬品、ワクチンを受けることができるようにするという目標を前面に掲げることを決めました。このユニバーサル・ヘルス・カバレッジの目標(SDGs目標3「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」のターゲット3.8)は、すべての国にとって優先課題であり、強い政治的意志が必要とされます。フランスはこの行動において、WHOを全面的に支持します。

最終更新日 09/04/2018

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