ベルトラン・ラヴィエ「Medley」展 [fr]

 フランス人アーティスト、ベルトラン・ラヴィエの展覧会「Medley」が4月19日(木)から9月24日(月・祝)まで、東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されます。

アトミウム、ディテール No. 10
アトミウム、ディテール No. 10
2007年、アルミニウムにアクリル、210 × 247 cm
Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton © Adagp, Paris 2018
ツァンカーの上にラ・ボッカ
ツァンカーの上にラ・ボッカ
2005年、冷凍庫の上に置かれたソファ、174 × 215 × 81.5 cm
Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton © Adagp, Paris 2018
エンプレス・オブ・インディア II
エンプレス・オブ・インディア II
2005年、ネオン管、196 × 580 × 12 cm
Courtesy of the artist and Fondation Louis Vuitton © Adagp, Paris 2018

 
 「Medley」展は、ルイ・ヴィトン財団美術館が所蔵するコレクションを東京、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京の文化スペース「エスパス ルイ・ヴィトン」で巡回展示する「壁を越えて」プログラムの一環です。

 1949年、ブルゴーニュ地方北部のシャティヨン=シュール=ソーヌで生まれたベルトラン・ラヴィエは、マルセル・デュシャンのレディ・メイドに倣って、冷蔵庫やテーブルといった工業製品をペイントで覆い尽くしたり、生活用品を台座の上に置いたりするなど、「アプロプリエーション」という表現方法を用いた作品で、1980年代から90年代にかけて脚光を浴びました。彼の作品は従来の絵画や彫刻のカテゴリーを超えて、ハイブリッドな性格を示しています。彼は時として数年経過してからでも、絶えず手を入れる公開作品群「シャンティエ(工事現場)」を形成しています。詰め込み、覆い尽くし、付け加え、移植することで、具象と抽象の間を揺れ動く作品を生み出します。

 ラヴィエは芸術作品のステータスについても問いかけます。1980年代に「ゴッホ」のタッチを用いて、有名画家の絵画を、原画と同じ色で覆い尽くすことを始めます。そこから絵画に対する曖昧な認識と、芸術作品のアイデンティティーをめぐる問題が提起されます。

 ベルトラン・ラヴィエは思いがけないものを接近させたり、元の場所から取り出して普段と異なる環境に置いたりすることで、オブジェ、イメージ、芸術作品のアイデンティティーを無視し、私たちの習慣や私たちの周囲にある物に対する認識を混乱させます。彼の作品はとりわけ2010年にパリのポンピドゥー・センターで開催された大規模な回顧展をはじめ、各地で広く紹介されているほか、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの最も権威ある美術館のコレクションに加えられています。

ベルトラン・ラヴィエ「Medley」- works from the collection

  • 会期:2018年4月19日(木)~9月24日(月)
  • 会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル 7F)
  • 開館時間:12時~20時
  • 休館日:ルイヴィトン・表参道店に準ずる
  • エスパス ルイ・ヴィトン 東京ホームページ

最終更新日 23/04/2018

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