日仏翻訳に焦点を当てたシリーズ企画 [fr]

 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本は2018年より、日本におけるフランス語書籍の翻訳・出版に新たな弾みをつけるため、日仏会館フランス事務所、フランス著作権事務所(BCF)と連携して、日仏翻訳に関する講演会、ワークショップ、対談など一連のイベントを開催しています。

翻訳ワークショップ講師のドミニク・パルメ氏と平岡敦氏
翻訳ワークショップ講師のドミニク・パルメ氏と平岡敦氏
第1回翻訳ワークショップ、約20人の翻訳者が参加
第1回翻訳ワークショップ、約20人の翻訳者が参加
作家の多和田葉子氏と、同氏の作品を翻訳したソルボンヌ大学のベルナール・バヌン教授が、仏独日3カ国語で詩を朗読
作家の多和田葉子氏と、同氏の作品を翻訳したソルボンヌ大学のベルナール・バヌン教授が、仏独日3カ国語で詩を朗読
東京大学の沼野充義教授と、ロシア語、フランス語、日本語の朗読者が、 アレクサンドル・プーシキンの小説『エヴゲーニイ・オネーギン』を朗読
東京大学の沼野充義教授と、ロシア語、フランス語、日本語の朗読者が、
アレクサンドル・プーシキンの小説『エヴゲーニイ・オネーギン』を朗読
シンポジウムの学術責任者の澤田直氏と坂井セシル氏
シンポジウムの学術責任者の澤田直氏と坂井セシル氏

 
 1回目の翻訳ワークショップが4月15日、東京・恵比寿の日仏会館で、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ主催により開催されました。第一線で活躍する2人の翻訳者が講師を務めました。1人は三島由紀夫の作品をはじめ、詩や小説の翻訳で知られるドミニク・パルメ氏、もう1人はガストン・ルルーやピエール・ルメートルの作品など、これまでに約80冊を翻訳した平岡敦氏です。小説の翻訳をテーマとした今回のワークショップは、約20人の初心者・中堅翻訳者が参加し、例文を使って翻訳のスキルを磨きました。翻訳ワークショップは2018年から19年まで半年に1回、さまざまなテーマで開催されます。例えば、バンド・デシネと漫画の翻訳、人文社会科学書の翻訳、映画や舞台の字幕の翻訳、児童書の翻訳などが予定されています。

 今回のワークショップは、日仏会館・フランス国立日本研究所主催による国際シンポジウム「世界文学の可能性、日仏翻訳の遠近法」の翌日に開催されました。このシンポジウムは4月13日と14日、日仏会館で開催され、著名な翻訳者や大学教員、作家が一堂に会し、300人を超える聴講者を前に講演を行いました。日本のフランス文学翻訳者とフランスの日本文学翻訳者の意見交換を通して、翻訳が言語と文化の多元性の尊重を標榜するグローバル化の核心であることが明らかになりました。文学の枠にとどまらない大きな課題です。

 フランス著作権事務所は5月15日より、これらのイベントと並行して、翻訳者の対談やワークショップを定期開催します(詳細・お問い合わせ)。

 日仏会館図書室は今年2月より、「日仏の翻訳者を囲んで」シリーズを開催しています(日仏会館図書室ホームページ / お問い合わせ)。

 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本の書籍に関連する活動については、アンスティチュ・フランセ日本ホームページをご覧になるか、メールでお問い合わせください。

最終更新日 24/04/2018

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