ル・ドリアン・ヨーロッパ・外務大臣がシリアに関する声明を発表 [fr]

 ジャン=イヴ・ル・ドリアン・ヨーロッパ・外務大臣は4月20日、シリアに関する声明を発表しました。

 化学兵器禁止機関(OPCW)の調査員は現在、まだドゥーマの化学兵器攻撃の現場に入ることができていません。ロシアとシリアが最終的に約束を守るとしても、それまでに少なくとも15日間が必要だったことになります。ところでOPCW調査団は、化学兵器攻撃が確かに行われたかを検証し、どのような性質の化学物質が使用されたかを示すことを任務とします。

 この妨害が調査の質を損なうことは言うまでもありません。この態度は化学兵器攻撃が起こった現場から、この攻撃に関連する証拠や物質的要素を消すためであることは本当のようです。私たちが常に要求してきたように、完全で即時かつ無妨害のアクセスがOPCWチームに認められなければなりません。

 ロシアは数日来、ドゥーマの化学兵器攻撃に関する相反した公式声明の発表を重ねています。ある日は化学兵器攻撃はなかったとし、翌日には武装集団の行為であるとし、翌々日には西側の工作であるとしました。整合性にも真実にもまったく配慮していません。疑念と混乱をまき散らすことが目的だからです。45人以上の死者と極めて多数の負傷者を出した化学兵器攻撃であるにもかかわらず、今ではロシアは子どもを登場させた動画を広めています。

 私は以下の事項を繰り返し表明しました。

  • フランスは4月7日にドゥーマで行われた化学兵器攻撃に関する多数の証言を収集し、それらの証言の信憑性が認められています。
  • 医療関連NGOが犠牲者に化学兵器攻撃の痕跡を認めました。
  • 多数の符合する写真と動画が、私たちの専門家によって本物であると認められました。
  • 4月7日に医療施設で診察を受けた患者500人以上の症状が、ガスの作用と明らかに一致していました。世界保健機関(WHO)も確認し、わが国の研究所も化学兵器攻撃だと確認しました。

 責任の所在については、私たちはシリアの将校が地区制圧の加速を狙ったこれらの攻撃を調整していたとの確証を得ました。公開情報源とフランスの機関が入手し、機密指定が解除された情報の専門的分析からなる国家評価書がオンラインで閲覧可能です。

最終更新日 23/04/2018

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