仏豪首脳会談 [fr]

 エマニュエル・マクロン大統領は5月2日、訪問先のオーストラリアで同国のマルコム・ターンブル首相と会談し、両国の協力関係に関する共通認識を発表しました。その中で両首脳は、インド太平洋における協力をはじめ、北朝鮮、化学兵器使用、イラン核合意などについて触れました。

JPEG

インド太平洋における協力

15. 両首脳はインド太平洋における仏豪協力の重要性を再確認しました。フランスとオーストラリアは、国際的なルールと規範の順守、すべての国の航行と上空飛行の自由、強制に対する抵抗力、対立の平和的解決、地域における財、資本、思想の自由な流通を容易にするための市場開放を促進することに共通の利益を有します。

16. 両首脳は今後数年にわたり、空母シャルル・ド・ゴールを中心とする空母戦闘群との適宜演習や、インド太平洋海域における練習艦隊ジャンヌ・ダルクの将来的な展開へのオーストラリアの参加を含め、海洋協力活動を拡大させながら、この取り組みを地域全体で強化することで一致しました。

17. 両首脳はインド洋地域の構造を強化するとともに、安全保障およびその他の課題に関する地域協力を拡大させることを約束しました。両首脳はとりわけ地域の海洋安全保障を強化するため、同様の関心を持つパートナー諸国とともに、緊密に協力することを決めました。さらにインド太平洋地域で拡大する仏豪協力に必要な限り幅広く戦略的パートナーを加えることで一致し、そのために3者対話またはその他のハイレベル対話を設置する意向です。

 〔・・・〕

安全保障・情報収集分野の協力

 〔・・・〕

30. 両首脳は、北朝鮮の弾道ミサイル・核計画が地域および世界の平和と安全に影響を与える重大で執拗な脅威に対する懸念を表明しました。両首脳は北朝鮮に、国際連合安全保障理事会のすべての正当な決議に従って、同国に課せられた諸義務を即時かつ全面的に遵守するよう強く求めました。両首脳は安保理決議の完全かつ全面的な履行と遵守を保証するために手を携えて努力することを約束するとともに、国連の全加盟国に同様の努力をするよう呼びかけました。

31. 両首脳は北朝鮮の完全で検証可能かつ不可逆的な非核化に対する支持を再確認しました。両首脳は北朝鮮がこの目的に向けて実際的な措置を講じるまで、外交・経済面で最大限の圧力を維持することで一致しました。両首脳は南北首脳会談ならびに近く予定される米朝首脳会談を歓迎するとともに、非核化の目標に向けた一歩として朝鮮半島に平和を構築することを約束した板門店宣言に言及しました。

32. 両首脳は特にシリアとイギリスにおけるおぞましい攻撃と襲撃事件をはじめとする化学兵器使用を非難しました。これらは化学兵器禁止条約を含む国際法に違反します。両首脳はソールズベリー襲撃事件で新経済が使用されたことを最も強い言葉で非難し、ロシア連邦に責任がある可能性が高いと結論づけたイギリスの分析ならびに同国に対する連帯を再確認しました。両首脳は化学兵器使用を禁止する規範を遵守させるとともに、とりわけフランスが主導する「化学兵器使用不処罰に反対する国際パートナーシップ」を通して責任者に釈明させる必要性について一致しました。同パートナーシップの次期会合は2018年5月17日と18日に開催される予定です。オーストラリアは同パートナーシップの創設メンバーです。

33. 両首脳はイランと合意した核に関する包括的共通行動計画(JCPOA)の維持を支持すると同時に、イランの弾道ミサイル計画と地域における行動に対する懸念を表明しました。

 〔・・・〕

最終更新日 09/05/2018

このページのトップへ戻る