パリ2018-第10回ゲイゲームズ [fr]
第10回ゲイゲームズが8月4日から12日まで、パリで開催されます。ゲイゲームズは性同一性、性的指向、民族的出身、障害などを問わず、すべての成人に開かれた世界最大のスポーツ・文化イベントです。
第10回ゲイゲームズは一切の選考がなく、参加、包摂、自己超克の3原則を中心に参加者1万5,000人、観客4万人が集います。
サンフランシスコ、ニューヨーク、シドニー、アムステルダムなどに続いて、パリが多様性とスポーツの世界的中心地になります。
ゲイゲームズは1982年、サンフランシスコで初めて開催されました。以来4年ごとに大都市で開催されているゲイゲームズは、スポーツを通してあらゆる差別と闘うとともに、トップアスリートだけでなく、より幅広い人たちがオリンピックの夢を見れるようにすることを目的とします。
第10回ゲイゲームズは2018年8月、フランスの首都パリで開催されます。
ゲイゲームズはエマニュエル・マクロン大統領の後援に加えて、パリ市とイール=ド=フランス地域圏、スポーツ省の協力、26の全国スポーツ連盟の支援を得て開催されます。
36種目、3日間に及ぶ一連の講演会、14の文化イベント
参加者1万5,000人と観客4万人が、パリ市やイール=ド=フランス地域圏の70カ所の会場に集まります。幅広い層に対応した独創的なプログラムは、スポーツ、文化、学術のイベントやお祭りがめじろ押しです。
36種目の中にはマラソン、サッカー、水泳はもとより、フェンシング、ボーリング、ペタンク、ローラーゲームなどがあります。
ゲイゲームズの特徴の一つは、すべてのスポーツ競技で差別がないこと、したがってすべての人が選考なしで参加できることです。健常者も障害者も同じ競技に参加し、最終順位を決定するときのみ考慮されます。だれもが自分の場所を見つけ、自分を乗り越える機会を得られるように、競技は競技者に合わせて適正化されています。
例えば、ダンスのように伝統的に男女ペアで行われる一部の競技は同性ペアも出場できます。反対に、特に団体競技をはじめとする一部の競技は混合で行われます。
競技と並行して、3日間に及ぶ一連の学術講演会や14の文化イベント(コンサート、展覧会、ファッションショーなど)が開催され、敬意、ヒューマニズム、自由、友愛などの価値観を伝えます。
すべての人は平等:スポーツを超越する価値観
パリ2018-第10回ゲイゲームズのスローガン「すべての人は平等」(All equal)は、このスポーツイベントの背後にある社会プロジェクトを象徴しています。
パリ2018はDRESSコード(多様性、敬意、平等、連帯、共有/Diversity, Respect, Equality, Solidarity and Sharing)に基づいて、長期的展望に立った社会的要請に応えるイベントを築き上げます。