日仏の懸け橋:ピエール・ガニェール、赤坂洋介「料理を通して日本文化にオマージュを捧げる」 [fr]

 世界的に有名なフランス人3つ星シェフ、ピエール・ガニェール氏と、東京のレストラン「ピエール・ガニェール」の赤坂洋介シェフにインタビューしました。

 「料理界のピカソ」と呼ばれるガニェール氏の初来日は1984年にさかのぼります。初めて日本料理を味わったとき、洗練された繊細な料理もさることながら、気品あふれるサービスとそれを提供する際の優雅な所作にすっかり魅了されました。さりげない所作にしろ、洗練された所作にしろ、彼の目には「料理以上」のものに映りました。

 ガニェール氏は1950年、ロワール県のアピナックで生まれました。両親ともに料理人の家庭で育ち、彼自身もパリとリヨンで料理の道を歩み始めました。1981年に最初のレストランを開店し、独創性と芸術性あふれる料理で、瞬く間に世界中に知られるようになりました。そして有名なミシュランガイドの2つ星、次いで3つ星を獲得。ガニェール氏は2015年、フランスの権威ある料理専門誌ル・シェフの「世界トップシェフ100」(世界中の星付きシェフにより選出)で第1位になりました。

 ガニェール氏と仕事をして15年以上になる赤坂洋介氏は、東京のレストラン「ピエール・ガニェール」の厨房を指揮しています。赤坂氏はフランスで修業中、農場の新鮮な牛乳を仕入れ、料理で使うハーブや香草を摘みに行くのを日課としていました。こうした経験を通して、さまざまな角度からフランス料理を発見し、確固たる知識を身につけました。赤坂氏は今日、本場仕込みの知識と技術を生かしながら、その才能を存分に発揮しています。

 「ガニェールの精神」を継承し、実践する赤坂シェフは、高品質の国産食材を使って、ガニェール・シェフの創作料理に独自の個性をもたらしています。ガニェール氏は日本と出会ったことで、料理観がより堅固に、より豊かになりました。今日、東京で赤坂氏とまさに二人三脚で、彼らの才能、ビジョン、独自の個性を通して、「日本文化にオマージュ」を捧げています。

最終更新日 28/05/2018

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