「シリア復興信託基金」会合 [fr]

 「シリア復興信託基金(SRTF)」会合が5月29日と30日、パリで開催されます。SRTFはシリア現政権の統制が及ばない地区やダーイシュ(「イスラム国」)から解放された地区を対象とした安定化プロジェクトに出資し、食料安全保障、水と衛生、廃棄物管理、保健、電力、農業、教育などに対する住民の多大なニーズに応えるとともに、現政権の代替となる、信頼できる統治機構を強化することに貢献しています。フランスは2014年以来、SRTF に2,000万ユーロを拠出しています。

 フランスはSRTFに対する積極的関与を通して、シリア人道支援に取り組んでいます。この基金への資金拠出は、この人道支援の一つの側面です。フランスは4月25日に開催されたシリアおよび地域の将来の支援に関する第2回ブリュッセル会合(ブリュッセルII)で、2018年から2020年までの期間に10億ユーロ以上(無償資金協力2億5,000万ユーロ、有償資金協力8億5,000万ユーロ)を拠出することを発表し、シリア国民と難民受け入れ国に対する支援の継続を再確認しました。

 ブリュッセルIIで行った発表には、エマニュエル・マクロン大統領が4月16日に発表した5,000万ユーロ規模のシリア緊急対応プログラムも含まれています。この追加的努力は今年から、シリア国民に直接的利益をもたらす緊急的・中期的活動に当てられます。

 何よりもまず、シリア北東部の住民を対象とします。この地域には特に地雷除去、保健、水へのアクセス、農業と経済の再建などに対する多大なニーズがあり、地域の安定化は国内避難民の帰還に加えて、テロに対する恒久的な勝利を可能にするために克服すべき課題です。

 さらにイドリブ県とアフリーンの住民をはじめとするシリア北西部の住民の人道ニーズに対応することもできます。中でも国内避難民のために、医療およびその他の基礎サービスへのアクセスを容易化します。

 フランスはこれらの活動を通して、シリア全国民の側に立つという意思を示しています。フランスの努力は、国連安全保障理事会決議第2254号で規定されているように、シリアに恒久平和をもたらす唯一の道である紛争の政治的解決に到達する手段にも向けられています。

最終更新日 30/05/2018

このページのトップへ戻る