「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界-1780年パリに始まるエスプリ」展 [fr]

 パリのハイジュエリーメゾン「ショーメ」の歴史、文化、ノウハウ、スタイルを紹介する展覧会が6月28日(木)から9月17日(月・祝)まで、東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催されます。

ローラン・ピック駐日フランス大使(右)と三菱一号館美術館の高橋明也館長、オープニングセレモニー(2018年6月27日)
ローラン・ピック駐日フランス大使(右)と三菱一号館美術館の高橋明也館長、オープニングセレモニー(2018年6月27日)
© 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
ネックレス「シャン ドゥ プランタン」パリュール、ショーメ、2018 年 ゴールド、ダイヤモンド、ルビー、スピネル、ガーネット、オニキス/ショーメ・パリ
ネックレス「シャン ドゥ プランタン」パリュール、ショーメ、2018 年
ゴールド、ダイヤモンド、ルビー、スピネル、ガーネット、オニキス/ショーメ・パリ
© Droit réservés
ナポリ王妃カロリーヌ・ミュラのバンドー・ティアラ、ニト・エ・フィスに帰属、1810年ごろ ゴールド、真珠、ニコロアゲート/ミキモト
ナポリ王妃カロリーヌ・ミュラのバンドー・ティアラ、ニト・エ・フィスに帰属、1810年ごろ
ゴールド、真珠、ニコロアゲート/ミキモト
© Droits réservés
「 ロイヒテンベルク」のティアラ、ジャン=バティスト・フォサン、1830-1840年ごろ ゴールド、シルバー、エメラルド、ダイヤモン/ショーメ・コレクション、パリ
「 ロイヒテンベルク」のティアラ、ジャン=バティスト・フォサン、1830-1840年ごろ
ゴールド、シルバー、エメラルド、ダイヤモン/ショーメ・コレクション、パリ
© Chaumet / Nils Herrmann
「麦の穂のティアラ」フランソワ=ルニョー・ニト、1810-1811年ごろ ゴールド、シルバー、ダイヤモンド/ショーメ・コレクション、パリ
「麦の穂のティアラ」フランソワ=ルニョー・ニト、1810-1811年ごろ
ゴールド、シルバー、ダイヤモンド/ショーメ・コレクション、パリ
© Chaumet / Guido Mocafico

 
 王妃マリー=アントワネットの宝石商オベールのもとで修業したマリ=エティエンヌ・ニトが1780年、ショーメをパリで創業しました。ニトは1802年、ナポレオン1世御用達のジュエラーとなり、皇帝の最初の妻ジョゼフィーヌ、次いで2番目の妻マリー=ルイーズとの婚礼の際の宝飾品や、ナポレオンの戴冠式の冠や剣の柄、そのほかの宮廷用の装身具を制作しました。フランス革命後、メゾンの事業は減速しますが、ロンドンにブティックを開店して、ヴィクトリア女王御用達となります。1885年、ジョゼフ・ショーメがメゾンの経営を引き継ぎました。

 ショーメが制作したティアラは当時大流行し、メゾンを代表するアイテムとなりました。19世紀後半、日本で明治時代が幕を開ける一方、ヨーロッパで日本美術に注目が集まりました。「ジャポニスム」の影響はジュエリー業界にも及び始め、ショーメのスタイルを生み出す極めて重要なインスピレーション源となりました。ショーメのアトリエとブティックは1907年、現在のヴァンドーム広場12番地に移転します。第2次世界大戦後、パリジェンヌの洗練された趣味と豊かな創意を体現し、ショーメは先駆者として認められます。クリスチャン・ディオールやイヴ・サン=ローランといったパイオニアたちが打ち出した「ニュー・ルック」を独自に解釈し、当時の流行の最先端を行く女性たちを魅了しました。

 本展では19世紀から今日に至る約300点のジュエリーに加え、絵画、デッサン画、小型の美術品などを、ビュロー・ベタック社がデザインした空間に展示します。

 この機会に日本に着想を得て制作された新作ジュエリー「シャン・ド・プランタン」も、本展で初公開されます。

開催概要

  • 会期:2018年6月28日(木)~9月17日(月・祝)
  • 会場:三菱一号館美術館(〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-6-2)
  • 開館時間:10時~18時(金曜、第2水曜、9月10日~13日は21時まで)
  • 休館日:月曜日(但し、7月16日、9月10日、9月17日と、トークフリーデーの7月30日、8月27日は開館)
  • 公式ホームページ

最終更新日 29/06/2018

このページのトップへ戻る