ル・ドリアン・ヨーロッパ・外務大臣がエジプト訪問 [fr]

 ジャン=イヴ・ル・ドリアン・ヨーロッパ・外務大臣は6月28日、エマニュエル・マクロン大統領の要請に従って、エジプト・アラブ共和国を訪問し、地域の諸問題を取り上げるため、アブドゥルファッターハ・エルシーシ大統領を表敬しました。フランスとエジプトは、これらの問題について多くの一致点を共有しています。

  • リビア:ル・ドリアン大臣は、フランスとエジプトの間で密度の濃い対話が行われているこの問題について、今年5月29日にパリで開催されたリビアに関する国際会議で採択された政治声明を早期かつ完全に履行する必要性を強調しました。これらの約束は、ガッサン・サラメ国連事務総長特別代表の調停活動を支持し、文民・軍事諸機関の統合と年内の選挙実施に向けて準備を進めるためのもので、国連安全保障理事会によって受け入れられました。ル・ドリアン大臣は石油の三日月地帯の情勢に対する懸念を伝えるとともに、トリポリのリビア国営石油会社(NOC)の権限を尊重する必要性を改めて指摘しました。フランスはこれらの問題がエジプトにとって戦略的重要性があることを認識し、目標達成のため、エジプト当局に対する支持を表明します。
  • シリア:ル・ドリアン大臣はエルシーシ大統領とともに、スタファン・デ・ミストゥーラ国連特使の仲介のもとで政治プロセスを再開する見通しについて取り上げました。われわれはエジプトと、地域情勢の悪化リスクやシリア国民の人道ニーズをはじめ、テロ対策の継続、シリアにおける化学兵器使用、バッシャール・アル=アサド政権が進める住民強制移動戦略などについて、共通の懸念を共有しています。
  • 中東和平プロセス:フランスとエジプトは、国際法および国際的に受け入れられたパラメーターに従って、承認された確実な国境の中で、エルサレムを双方の首都とし、平和かつ安全に共存するイスラエルとパレスチナの2国家解決を支持します。ル・ドリアン大臣はガザ情勢について、中でもこの地区が経験している深刻な人道危機への対応のために動員すべき手段について取り上げました。さらに住民の生活条件を改善し、政治的展望を再び開くために必要なパレスチナ内部の和解に向けたエジプトの努力に対するフランスの支持を表明しました。

 ル・ドリアン大臣とエルシーシ大統領は、とりわけ経済分野やテロ対策分野をはじめ、さまざまな分野における両国のパートナーシップについて現状を確認しました。エジプト当局との間で始められた人権をめぐる対話も続行しました。ル・ドリアン大臣はエジプト航空MS804便の犠牲者の近親者からの強い期待と、両国の協力によってこの災害の原因を全面解明する必要性についても改めて指摘しました。

最終更新日 02/07/2018

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