大地の芸術祭2018越後妻有アートトリエンナーレ [fr]

 「大地の芸術祭2018越後妻有アートトリエンナーレ」が7月29日(日)から9月17日(月・祝)まで、新潟県十日町市と津南町で開催されます。

ローラン・ピック駐日フランス大使が7月29日、開会式に出席
ローラン・ピック駐日フランス大使が7月29日、開会式に出席
ローラン・ピック駐日フランス大使が開会式であいさつ
ローラン・ピック駐日フランス大使が開会式であいさつ

 
 「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」は、過疎高齢化の進む豪雪地、越後妻有(新潟県十日町市、津南町)を舞台に、2000年から3年に1度開催されている世界最大級の国際芸術祭です。

 農業を通して大地とかかわってきた「里山」の暮らしが今も豊かに残る地域で、「人間は自然に内包される」を基本理念に、アートを媒介として、地域に内在するさまざまな価値を掘り起し、その魅力を世界に発信し、地域再生の道筋を築くことを目指しています。前回の芸術祭では、50日間で6万人の地域に52万人が訪れました。

 地球環境が危機にひんする中、アートとは、アルタミラ、ラスコーの壁画がそうであったように、人間が自然、文明とかかわる術であることを、大地の芸術祭は示そうとしてきました。大地の芸術祭をモデルとした「地域芸術祭」は、日本国内のみならず、アジア各地、世界各地へと広がろうとしています。

 総合ディレクターの北川フラムは、大地の芸術祭を構想するにあたり、フランスでの地方分権下のアートプロジェクトの影響を受けてます。逆に、ナントのビエンナーレは越後妻有の経験を参考にするなど、ここでもフランスとのかかわりは深く、第1回からこの芸術祭の先見性を認め、最も多くのアーティストが参加している国もフランスです。

 第7回目を迎える今回でも、9組のアーティスト、建築家が参加しています。アデル・アブデスメッド、クリスチャン・ボルタンスキー、ニコラ・ダロ、ムニール・ファトゥミ、オルガ・キセリョーワ、エマ・マリグ、バルトロメイ・トグオが空家や廃校、神社、商店街、集落にサイトスペシフィックな作品を展開し、ドミニク・ペロー・アーキテクチャー、New-Territories/Francois Roche が特別展「2018年の方丈記私記-建築家とアーティストによる4畳半の宇宙」に参加しています。

 越後妻有アートトリエンナーレは、760平方キロメートルいう広大な大地に新旧含めて380点の作品が点在するため、車がないとめぐれません。そこで今回は、オフィシャル・バスツアーを2コース用意しました。これをご利用になれば新作や主な作品を見ることができ、地元の滋味豊かな食材による特製ランチもお楽しみになれます。

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アートフロントギャラリー
前田礼

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最終更新日 31/07/2018

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