グータ化学兵器攻撃から5年、米英仏が共同声明を発表 [fr]

 米英仏3カ国は8月21日、シリアのグータで起こった化学兵器攻撃から5年を迎えるに際して共同声明を発表しました。

 シリアのグータで発生した恐ろしいサリンガス攻撃から5年を迎えるに際し、アメリカ、イギリス、フランスは、バッシャール・アル=アサド政権による化学兵器使用を重ねて非難します。シリア政権は2012年以来、グータのみならず、ハーン・シャイフーン、ラターミナ、サラケブ、ドゥーマでも軍事攻撃の際に化学兵器を使用し、何千人もの人を死傷させました。われわれは安全保障理事会常任理事国として、シリア政府による化学兵器使用を阻止し、これらの兵器を使用した場合は、同政府が行為の責任を取るようにする共通の決意を改めて表明します。

 バッシャール・アル=アサド政権による化学兵器使用に関するわれわれの立場は変わっていません。われわれが示したように、われわれはシリア政府によるすべての新たな化学兵器使用に適切に対処しています。これらの兵器はすでにシリア国民に悲惨な人道的影響を与えています。

 われわれは締約国会議の決定で確認されたように、化学兵器禁止条約が化学兵器禁止機関(OPCW)に付与する権限に従って、OPCWにおける諸措置の実施に満足の意を表します。これらの措置の実施によって、シリアで化学兵器を使用した人全員の特定を確実に行うことができます。われわれは化学兵器使用不処罰に反対する国際パートナーシップが2018年1月23日に発足したことに満足の意を表するとともに、不処罰との闘いに取り組むすべての国に参加を呼びかけます。われわれは化学兵器の犠牲者のために正義を勝ち取る決意です。

 加えて、アメリカ、イギリス、フランスは、シリア政府がイドリブの住民と民間施設に対して行った軍事攻撃に関する報告書と、この攻撃の人道的影響を強く懸念します。われわれは化学兵器の、常に違法である、新たな使用の可能性に対する懸念も強調します。

 われわれはバッシャール・アル=アサド政権に化学兵器使用に対する国際規範を順守させるため、同政権の支持国に影響力を行使するよう強く促します。われわれはこれらの国に対し、いかなる国による無制御の化学兵器使用も、すべての国の安全保障に許し難い脅威を与えることを認めるよう呼びかけます。われわれは国際社会に対し、シリアによる化学兵器使用の阻止をめざす集団的な努力を支持するよう呼びかけます。われわれはバッシャール・アル=アサド政権が再び化学兵器を使用すれば行動する決意でもあります。

最終更新日 17/01/2019

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