リビアに関する2018年9月24日の会合の結論 [fr]

 ジャン=イヴ・ル・ドリアン・ヨーロッパ・外務大臣の呼びかけで、リビア、チュニジア、アルジェリア、エジプト、モロッコ、ニジェール、イタリア、アメリカ、イギリス、中国、ロシア、ヨーロッパ連合、アフリカ連合、アラブ連盟の閣僚および上級代表が2018年9月24日、ニューヨークに参集し、トリポリから参加したリビアのファイズ・サラージ首相、ガッサン・サラメ国連事務総長特別代表と協議を行いました。

 出席者はガッサン・サラメ国連事務総長特別代表と、その行動計画ならびにリビア人自身によって導かれ、もたらされる包摂的な政治的解決を容易にするための努力に対する全面支持を再確認しました。

 出席者はトリポリで最近発生した停戦違反、とりわけ民間人犠牲者を出した無差別爆撃を非難するとともに、恒久的な敵対行為停止に基づき、リビアの首都の安定を回復させる緊急的な必要性を強調しました。暴力による目標実現を追求する者にリビアの政治プロセスを人質に取らせてはなりません。そうした精神から、国連リビア支援団(UNSMIL)が暴力の沈静化の達成と文民保護の確保のために進める努力に対して重ねて支持を表明するとともに、すべての当事者に対して9月4日に成立した停戦を履行し、順守するよう呼びかけました。さらにトリポリで必要な治安の取り決めを実施するため、とりわけリビア正規軍部隊を強化する決定をはじめ、国民合意政府が講じた措置を歓迎しました。

 出席者はリビアの平和、安全、安定を侵害する、または国連安全保障理事会決議第2213号(2015年)に基づいた政治的移行の成功を危うくすると威嚇する者に対して説明を求める決意を表明しました。

 こうした点から、出席者は国連リビア支援団を支持し、制裁されるべき者に関する提案を受け続けます。

 出席者はリビアのすべての指導者に対し、軍・経済関係機関の統合のために建設的な形で尽力するとともに、憲法を採択し、透明性のある、平和的な、可能な限り迅速かつ十分に準備された選挙に向けて前進すべく実現可能な道筋を描くため、2018年5月29日にパリで国連の後押しを受けて開催されたリビアに関する国際会議で生まれた推進力の強化に向けて、サラメ特別代表と妥協の精神で建設的な形で協力するよう呼びかけました。出席者はファイズ・アル=サラージ首相が果たした重要な役割を認め、リビアの3都市における有望な市町議会選挙の実施を歓迎するとともに、リビアのすべての指導者に対し、国連の政治プロセスと協調して国民和解を推進するよう切望しました。出席者はリビア代議院と議員に対し、適切な選挙法を採択して責任を果たすよう呼びかけました。

 出席者は予算の透明性を向上させる手段と、国連安保理決議第2259号(2015年)によって認められたリビア政治合意の一環として、国の資源の公平な分配を促進する手段をめぐってリビアで始められた議論に対する支持を表明しました。出席者はとりわけ経済改革計画を実行する緊急的な必要性に留意するとともに、国民合意政府に対し、財政政策を改善し得るあらゆる措置を講じ、有効なガバナンスを確保し、不適切な管理や汚職を防止するよう促しました。出席者は国連事務総長特別代表に対しても、信用状の悪用と予算の透明性に関する実効的な経済・通貨改革案を提示するよう促しました。

 出席者は主権、領土一体性、リビア国民の結束と国民的団結の堅持に対する支持を重ねて表明しました。リビア国民は外国の介入なしに、自身の未来を決めなければなりません。サラメ特別代表がすべてのリビア人と彼らの国のために安定した、統一された、繁栄した未来の促進に尽力する中、国際社会は同特別代表を全員一致で支持しなければなりません。

最終更新日 28/09/2018

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