北朝鮮による安保理制裁回避との闘い [fr]

 フランスのヨーロッパ・外務省は9月24日、北朝鮮による安保理制裁回避行為に関する声明を発表しました。

 外交プロセスが片や韓国と北朝鮮の間で、片やアメリカと北朝鮮の間で着手され、北東アジアの緊張緩和につながりました。しかし今日、北朝鮮は国連安全保障理事会諸決議が課しているにもかかわらず、完全かつ検証可能で不可逆的な非核化に向けた約束もしていなければ、具体的かつ明確な措置も講じていません。

 フランスは、国連専門家パネルの報告書が証明するように、北朝鮮が核・弾道ミサイル計画を続けている事実を懸念しています。フランスはこれらの計画がアジアのみならず、その他の地域に対しても脅威であり続けていると考えます。

 国連専門家パネルの作業が幾度となく示したように、北朝鮮は国際義務に違反して制裁を回避するための努力を拡大し、ますます巧妙化させています。北朝鮮はとりわけ石油や石炭の輸出入に関する制裁を回避するため、洋上でこれらの物資の不正な積み替え(瀬取り)を行っています。フランスはこれらの不正取引を懸念しています。これらによって北朝鮮は、国連安保理決議第2375号(2017年)で許可された2018年の年間石油製品輸入量の上限を確実に超えました。

 こうした背景の中、フランスは北朝鮮を交渉のテーブルにつかせるために決定的だった安保理の制裁決議の完全かつ実効的な履行を呼びかけます。国連専門家パネルの報告書は、制裁履行の検証に不可欠な手段です。フランスはこの点で専門家パネルの最新報告書の公表阻止を遺憾に思うとともに、同報告書が速やかに公表されるよう希望することを表明します。フランスは国連専門家パネルに対する全面支持と、その独立性を重視する立場を改めて表明します。

 このような精神に基づき、フランスはパートナー諸国(アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、日本)の側に立って、北朝鮮による洋上での制裁回避行為と闘うための努力に参加しています。洋上監視、情報共有、連絡調整などの活動に取り組むことで、多数の不正取引を探知し、未然に防ぐとともに、国際法を順守させるため、これらの取引に関与した船舶を制裁対象として特定することに貢献することができました。

最終更新日 01/10/2018

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