デニ・ムクウェゲ氏とナディア・ムラド氏にノーベル平和賞 [fr]

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 ジャン=イヴ・ル・ドリアン・ヨーロッパ・外務大臣は10月5日、2人のノーベル平和賞受賞者を祝福する声明を発表しました。

 戦争の戦略としての性暴力の終結に向けた努力に対し、ノーベル平和賞の授賞が決まったデニ・ムクウェゲ氏とナディア・ムラド・バセ・タハ氏を心から祝福します。

 コンゴ人産婦人科医のデニ・ムクウェゲ氏は1999年、コンゴ民主共和国でパンジ病院を設立、性的暴行や女性器切除の被害に遭った女性4万人以上が医学的治療を受けることができました。ムクウェゲ氏は性と生殖に関する健康と権利のための取り組みを通して、女性の権利の象徴的な代弁者となりました。フランスは10年以上、とりわけフランス開発庁、パンジ病院・アンジェ大学病院センター協力協定、パンジ病院・パリ南部病院(ムラン大学病院センター)資金協力、さらにアヴィセンヌ病院(公的扶助パリ病院)との資金協力を通して、コンゴ民主共和国のムクウェゲ財団を支援しています。ムクウェゲ氏は2011年、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章しました。

 ヤジディ教徒のイラク人女性活動家、ナディア・ムラド氏は過激派組織ダーイシュ(いわゆる「イスラム国」)から生還しました。国際連合は2016年、ムラド氏を人身売買被害者の尊厳を訴える親善大使に任命しました。彼女は並々ならぬ勇気と覚悟を示す一方、とりわけ私が昨年、彼女の訪問を受けたときに表明したように、ヤジディ教徒の共同体のため、特に地雷撤去、不処罰との闘い、教育、保健の分野で、フランスの支援を期待できることを認識しています。

 フランスは女性と男性の平等を、現大統領任期5年間の最大の大義としました。これはわれわれが女権拡張を断固主張する外交政策の枠組みにおいて、対外行動の指針となる原則です。

 女性と女児に対する暴力は、世界で最も横行する人権侵害の形態です。ムクウェゲ博士と女性活動家ナディア・ムラド氏は、この真の害悪に全力かつ粘り強く勇敢に立ち向かいました。フランスはノーベル平和賞が彼らの取り組みに世界的な感謝の念をもたらすことを嬉しく思います。

最終更新日 10/10/2018

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