アフリカで国際テロ対策アカデミー設立に向けて始動 [fr]

 コート・ディヴォワールとフランスの両大統領は2017年11月30日、アフリカ連合・ヨーロッパ連合首脳会議の枠外で、テロ対策能力の向上と共有に対する多くのアフリカ諸国の要望に応えるため、テロ対策に特化した地域センターを設立する共通の意思を正式に表明しました。

 この野心的なプロジェクトは国際テロ対策アカデミー(AILCT)の設立により具体化されます。ジャン=イヴ・ル・ドリアン・ヨーロッパ・外務大臣とハメッド・バカヨコ国防大臣は2018年10月18日、アカデミー設立に関する共同発表を行いました。

 アカデミーはアビジャン近郊に位置し、コート・ディヴォワールの首都の利便性とインフラを活用しながら、以下の補完的な3つの柱を中心に構成されます。

  • 幹部学校:司法省、内務省、国防省など、さまざまな省の責任ある立場のテロ対策担当者を育成します。
     その目標は情報収集から特殊部隊の行動、司法的処理に至るまで、総合的なテロ対策の推進です。さまざまな分野の幹部を受け入れ、グッドプラクティス事例の情報交換、関係者間の知識の共有、行動方法の相互運用性に適した、地方と地域の相乗効果の拡大などを促進します。
  • 訓練キャンプ:フランスの精鋭部隊(特殊作戦司令部、国家憲兵隊や国家警察の介入部隊)が保証した特殊設備(射撃施設、都市、海上、潟といった多種多様な環境、3Dなど)を備えます。このキャンプでは部隊研修に最適な訓練・教育環境を提供します。
  • 戦略研究所:教義の共有、脅威の分析、さまざまなパートナー間で経験学習の交換を可能にします。
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国際テロ対策アカデミーの基本方針
ノウハウの共有、地域レベルおよび関係部署間の相互運用性、部隊の合同訓練

 コート・ディヴォワール共和国の司法省と内務省の専門能力の恩恵を受けるアカデミーは、フランス人幹部も常駐します。フランスやその他の貢献国から派遣された教練指導官による教育や訓練もあります。

 国際テロ対策アカデミーは、テロの脅威によってアフリカやヨーロッパにもたらされた重大な安全保障上の課題に対し、アフリカのパートナーとともに総合的に対処するため、2019年より早速さまざまな専門部署の能力の連携を図ります。

最終更新日 24/10/2018

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