ナディア・ムラド氏による基金設立にフランスが協力 [fr]

 エマニュエル・マクロン大統領はパリ平和フォーラムで、2018年ノーベル賞受賞者のナディア・ムラド氏によるイラク・シンジャール地方復興基金の設立を後押ししました。シンジャールはダーイシュ(「イスラム国」)の暴虐の影響を特に受けた地域です。

 フランスはこの基金に200万ユーロを拠出します。この基金によってインフラ、学校、病院、収入を創出する仕組みなどの整備や、避難したヤジディ教徒の住民の帰還促進が可能になります。マクロン大統領はその他の貢献者が近い将来、この基金に資金を拠出できることを願っています。さらにマクロン大統領はジャン=イヴ・ル・ドリアン・ヨーロッパ・外務大臣に、ナディア・ムラド氏とそのスタッフとともに、優先プロジェクトを特定するよう指示しました。

 フランスはイラクの復興のために、ダーイシュとの戦いで行ったように、イラクの政府と国民に側に立ち続けます。中近東の宗教的少数派に対する迫害は、テロ組織の全体主義的計画の一部です。それゆえにフランスは、とりわけ中東の民族的・宗教的動機による暴力の被害者のためのパリ行動計画や、シリアとイラクで行われた犯罪の不処罰をなくす努力を通して、ダーイシュから最も残虐な迫害を受けた住民の救済に乗り出しました。

 フランスはナディア・ムラド氏の求めに応じ、ダーイシュの被害に遭ったヤジディ教徒の女性100人を受け入れます。そのうちの20人が年内に受け入れられ、そのほかの人たちも2019年に受け入れられます。フランスは2019年、イラクと中東の脆弱なコミュニティのための国際的な努力を継続させるため、パリ行動計画履行フォローアップ会議を開催します。

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最終更新日 19/11/2018

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