COP24、気候のための決定的な会合 [fr]

 国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)が12月3日から14日まで、ポーランドのカトヴィツェで開催されます。この会議ではパリ協定の実施ルールを採択し、資金の動員を確保し、不可欠である集団的野心引き上げのシグナルを発するとともに、行動を加速化することにつなげなければなりません。COP24はパリ協定の履行のために極めて重要です。会議は複雑な様相を呈しますが、失敗という選択肢はなく、われわれは成功するために全力を尽くします。

 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)がCOP21の要請を受けて作成した、気温上昇1.5度以上の影響に関する特別報告書は決定的です。というのも、気温上昇を1.5度に抑える絶好の機会が失われつつあるからです。われわれは現在、平均気温が産業革命以降1度上昇した影響を受けている上、温室効果ガスの排出が現在のペースで続けば、「カーボンバジェット」(炭素予算)が12年から15年で尽きます。しかし技術的手段と動員された資金によって、迅速かつ抜本的な転換を進めれば、パリ協定の目標はまだ達成可能です。

4つの成果に基づいて評価されるCOP24の成功

 COP24の成功は以下4つの成果に基づいて評価されます。

  • パリ作業計画の完結、パリ協定の完全かつ即時の履行を確保するためです。
  • タラノア対話の成果、これは各国と市民社会が集まって経験を交換することを通して、国レベルで決定された貢献(NDC)を2020年までに引き上げ方向で見直す土台づくりとなります。
  • 気候変動ファイナンスに関する進展
  • 行動アジェンダを通したすべてのアクターの動員の継続

 フランソ・ド・リュジ環境連帯移行大臣率いるフランス代表団は、これらの目標を達成するため、ヨーロッパ連合(EU)全加盟国を代表して交渉するEUで、さらにその他の国の代表団との2国間関係の枠組みの中で、すべての締約国を対象に基本的な作業を引き続き進めます。

主な日程

 COP24の主な日程は以下の通りです。

12月3日

COP開幕

 ポーランドの大統領はCOP初日から強力かつ建設的な政治的推進力を与えることを望みました。各国首脳は12月3日、COP21議長国フランスが2015年にまとめたことをモデルにして、妥協点を見いだすように交渉担当者を促すため、カトヴィツェに参集しました。
 議長国ポーランドはこの日、「連帯と公正な転換に関する宣言」を掲げ、各国首脳の賛同を得ることを望みました。フランスはこのイニシアティブを支持します。

12月10日

2020年までの行動に関する総合評価

 2020年までの行動は、特に最脆弱国をはじめとする途上国にとって政治的に極めて重要な問題です。COP23では2020年までの行動の総合評価をCOP24とCOP25で進めることを決めました。この総合評価は閣僚級対話の形で行われます。

ファイナンスに関する閣僚級対話

 気候資金調達に関するハイレベル閣僚級対話が2年に1度開催されます。今年はファイナンスと投資の動員によって「気候資金調達」のニーズに応えるために実行すべき行動をめぐり議論します。

12月11日

タラノア対話

 各国の閣僚と市民社会の代表者が一堂に会するタラノア対話は、パリ協定の主要目標の実現において成し遂げられた進歩を共同で評価します。この対話はフランスにとって、2020年に国別貢献(NDC)を引き上げ方向で見直すよう締約国を促す機会となります。
 この会合に先立ち、フランスは今年7月6日、自国の措置と温室効果ガス排出量の推移を総合的に評価するため、市民社会の代表者と国レベルのタラノア対話を開催しました。

交渉の中核を占める国別差異化と資金調達

 今回のCOP24で最も複雑な2つのテーマは、国別差異化と資金調達問題です。

 差異化:パリ協定は気候変動対策と同じように普遍的ですが、すべての国が同等の技術力や資金力を持ち合わせているわけではありません。したがって、パリ協定の目標の野心を妨げることなく、一連の比較的柔軟なルールを提案することが目標となります。途上国が約束の履行に着手し、時間の経過とともに野心を引き上げることができるようにするという考えです。

 資金調達:先進国が提供する資金に関する明瞭性の向上と、途上国による資金活用のよりよいフォローアップが目標です。ファイナンスは途上国が気候行動を進める手段を得るために極めて重要な課題です。

最終更新日 04/12/2018

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