ユベール・キュリアン・パートナーシップ-SAKURAプログラム15周年イベント開催報告 [fr]

 フランス語による科学シンポジウムが12月12日、東京・恵比寿の日仏会館で開催され、その中でユベール・キュリアン・パートナーシップ-SAKURAプログラム設立15周年を記念した日仏パネルディスカッションが行われました。続いてフランス大使公邸に会場を移し、レセプションが開かれました。

 今回のイベントは、フランスのヨーロッパ・外務省と高等教育・研究・イノベーション省、日本学術振興会が運営するSAKURAプログラムの実績を総括する機会となりました。このプログラムは2003年以来、すでに180件のプロジェクトを支援しています。

 パネルディスカッションでは高等教育・研究・イノベーション省のマリー=エレーヌ・テュソー=ヴュイユマン環境科学部長が進行役を務め、日仏の諸機関がSAKURAプログラム経験者や日本で研究職に就いているフランス語を話す科学者を中心とした聴講者と意見交換を行いました。

 今回の15周年記念は、このプログラムの長所を見直す機会にもなりました。行政手続きが簡易である上、プログラムを通して得られた優れた研究成果が研究協力体制の長期存続に適した強固な基盤となっています。

 というのも高等教育・研究・イノベーション省が2018年、2003年から2016年までにプログラムに参加したすべてのフランス人を対象にアンケート調査を実施した結果、研究チーム全体の90%以上が科学者の派遣や学生の交流、より大規模な研究プロジェクトなどを通して、現在も協力を続けていることが明らかになったからです。同様にプログラムに参加したプロジェクト全体の11%が、国際共同ラボや国際研究ネットワークのような共同研究の枠組みの構築につながりました。

 プログラム参加者との意見交換を踏まえて、SAKURAプログラムの発展を後押しするため、参加者同士をつなげるネットワーキングイベントの開催などが検討されました。

SAKURAプログラムについて

 このパートナーシップは、日仏の大学や研究機関の若手研究者の新しい協力を促し、科学技術交流を発展させることを目的とします。フランス側の担当機関はヨーロッパ・外務省、高等教育・研究・イノベーション省、日本側は独立行政法人日本学術振興会(JSPS)です。

 SAKURAプログラムに関する詳細はこちらをご覧ください。

最終更新日 25/06/2019

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