東京2020大会:パリが「みんなのメダルプロジェクト」に協力 [fr]

 ローラン・ピック駐日フランス大使は2月7日、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」への協力の一環として、パリで回収された使用済み携帯電話の電子基盤311個が入った包みを、東京都の小池百合子知事に手渡しました。

ローラン・ピック駐日フランス大使と小池百合子都知事
ローラン・ピック駐日フランス大使と小池百合子都知事
© 在日フランス大使館
ローラン・ピック駐日フランス大使と小池百合子都知事
ローラン・ピック駐日フランス大使と小池百合子都知事
© 在日フランス大使館
ピック駐日フランス大使がパリで回収された携帯電話の電子基盤が入った包みを小池知事に手渡しました
ピック駐日フランス大使がパリで回収された携帯電話の電子基盤が入った包みを小池知事に手渡しました
© 在日フランス大使館

 
 東京2020組織委員会が立ち上げた「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」は、とりわけ使用済み携帯電話をはじめ、不要となった小型家電から抽出されたリサイクル金属のみで製作したメダルを選手に授与することを目的とします。

 東京都はパリ市民に五輪メダルの製作に直接貢献してもらおうと、パリ市のプロジェクト参加を望みました。小池百合子都知事が2018年11月にパリ市を訪問した際に呼びかけを行って以来、携帯電話311個が市内で回収されました。

 ピック駐日フランス大使は2月7日、これらの携帯電話から取り出された電子基盤を小池知事に手渡し、東京都の側に立って資源保護とエシカル消費の促進に取り組むフランスの姿勢を表明しました。

 今ではフランス人選手が、これらの携帯電話に含まれた金、銀、銅を2020年にメダルの形でフランスに持ち帰るべく最善の努力を尽くしています。

 「これらの使用済み携帯電話は不用品でした。それらをレアメタル回収のために集めることで資源に変えられます。エドゥアール・フィリップ首相が2018年、フランス循環型経済プランを発表した際に述べたように、われわれは鉱山を常により深く掘ることも、廃棄物を常により高く積み上げることもやめなければなりません」とピック大使は述べました。

 小池知事は東京都の環境保全に対する努力を強調するとともに、「みんなのメダルプロジェクト」への国民の参画に喜びを表明しました。現時点で、金と銅のメダルの製作に十分な金属がすでに回収されています。

 ピック大使はこの機会に、小池知事が2018年に資源の浪費に対する意識喚起のために打ち出したイニシアティブ「チームもったいない」に、フランス大使館が参加する意向も明らかにしました。

 今回の都市鉱山から五輪メダルを作るプロジェクトへの協力は、フランスと日本が循環型経済に積極的に取り組む中で行われました。日本政府は昨年10月、横浜市で開催された第2回世界循環経済フォーラムで、資源循環問題でリーダー的地位の確保をめざす意気込みを示した一方、フランス政府は昨年4月23日、循環型経済に向けたロードマップを公表しました。

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最終更新日 20/02/2019

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