慶應義塾大学の村井純教授がレジオン・ドヌール勲章受章 [fr]

 「日本のインターネットの父」として知られる慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科委員長で慶應義塾大学環境情報学部教授の村井純氏が2月13日、ローラン・ピック駐日フランス大使により、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエに叙されました。

慶應義塾大学の村井純教授
慶應義塾大学の村井純教授
© 在日フランス大使館
ピック大使からレジオン・ドヌール勲章を伝達される村井教授
ピック大使からレジオン・ドヌール勲章を伝達される村井教授
© 在日フランス大使館
ローラン・ピック駐日フランス大使、慶應義塾大学の村井純教授と安西祐一郎名誉教授
ローラン・ピック駐日フランス大使、慶應義塾大学の村井純教授と安西祐一郎名誉教授
© 在日フランス大使館

 
 村井教授は情報科学分野で世界的に著名な専門家で、日本でインターネット網を構築した最初のプロジェクトである1984年の「JUNET」や1988年の「WIDEプロジェクト」の創始者です。科学関連の受賞歴も多数あります。なかでもアジア太平洋地域における独自の活動をはじめ、世界的なインターネットの整備・普及でリーダーシップを発揮したことが認められ、IEEインターネット賞を受賞しました。2013年には「インターネットの殿堂」入りを果たしました。

 他方、サイバーセキュリティやモノのインターネット(IoT)に関する有識者として、各省庁の委員会委員を多数務めています。内閣に設置された高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT総合戦略本部)や情報セキュリティ政策会議の構成員も務めています。

 村井教授は長年にわたり、研究活動を通してフランスと協力しました。とりわけフランス国立情報学自動制御研究所(Inria)とは、IPv6プロトコルの開発やW3C(ウェブ技術の標準化を推進する団体)の結成のために協力しました。さらに2008年、慶應義塾大学の研究代表者として、フランスの国立科学研究センター(CNRS)、ピエール・エ・マリー・キュリー大学、日本の東京大学、国立情報学研究所(NII)と協力し、日仏情報学連携研究拠点(JELI)の設立に尽力しました。村井教授は今日でもサイバーセキュリティ関連の日仏イニシアティブの日本側まとめ役を務めるなど、科学分野におけるフランスの最も重要なパートナーです。

 今般の叙勲は、日仏関係の発展に長年にわたり貢献した極めて著名な科学者の業績を顕彰するものです。

最終更新日 19/02/2019

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