小崎哲哉氏が芸術文化勲章を受章 [fr]

 アートプロデューサーで編集者の小崎哲哉氏が4月13日、京都のヴィラ・九条山で行われた叙勲式で、ローラン・ピック駐日フランス大使により芸術文化勲章シュヴァリエに叙されました。

ローラン・ピック駐日フランス大使が小崎哲哉氏に勲章を伝達
ローラン・ピック駐日フランス大使が小崎哲哉氏に勲章を伝達
© 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
小崎哲哉氏
小崎哲哉氏
© 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

 
 小崎哲哉氏は1955年、東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、1976年にパリに留学し、ソルボンヌ大学でフランス文明講座を受けました。このときに芽生えたフランスに対する関心は、今日までプロデューサーとして、いくつもの雑誌の発行人や編集長として、さらにジャーナリズム学科やアート学科の講師・研究員として、絶えず新しい領域へと向けられてきました。

 東京の出版業界で活躍後、1991年に独立し、小崎哲哉事務所を設立しました。飽くなき開拓者精神でフランスの知識人を日本の読者に紹介する一方、2000年にウェブマガジン『REALTOKYO』を創刊、2007年には京都を対象にした『REALKYOTO』を創刊し、カルチャー情報を発信しました。

 アートに造詣が深い小崎氏は2003年、日本とアジア太平洋のアートシーン専門誌『ART iT』を創刊。あいちトリエンナーレ2013パフォーミングアーツ統括プロデューサーも務めたほか、これをきっかけに数多くのフランス人アーティストを日本に招へいしました。ニュイ・ブランシュKYOYO 2017では、展覧会の企画を担当しました。

 豊富な人脈を誇る著述家、研究家の小崎氏は、さまざまな大学の教壇にも立っています。2004年に武蔵野美術大学でメディア学を教えたほか、2007年に京都造形美術大学でジャーナリズム論と文学創作を教え、2011年以降は同大で現代アートを教えています。

 今回の叙勲は小崎氏が日仏関係の発展に果たした重要な役割と、フランスの価値観を擁護する熱意、フランスの現代創作活動に対する信頼、それを日本に紹介する惜しみない努力を顕彰するものです。

最終更新日 18/04/2019

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