日仏討論会「拡張された人間-身体の補完から拡張へ」 [fr]

 さまざまな分野(メイカーカルチャー、人類学、人工知能、工学など)で活躍するパネリストが6月29日(土)、東京大学で一堂に会し、身体機能の「補完」、ひいては「拡張」を可能にする技術によって開かれた展望をめぐり意見交換を行います。

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「マイ・ヒューマン・キット」開発責任者のニコラ・ユシェ氏
© Emmanuel Pain / Région Bretagne

 在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会とパリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えて、東京大学未来ビジョン研究センターとの共催で、障害を「補完」するための新技術の利用(その代表例がパラリンピック競技選手)をめぐる討論会を開催します。

 本討論会には、事故で片手を失い、地元のファブラボ(英語のfabrication laboratoryの略で、道具や機械を自由に使える一般公開の工房)の支援を得て、自分で義手を制作したニコラ・ユシェ氏、ローザンヌ大学人類学専攻教授のダニエラ・チェルクイ氏、東京大学未来ビジョン研究センター特任講師で理化学研究所客員研究員の江間有沙氏、ソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチャーで、株式会社Xiborg(サイボーグ)を創業した同社社長の遠藤謙氏が登壇します。

 登壇者は人体の「補完」により適した解決策をもたらし得る、特にデジタルをはじめとした新技術の可能性や、すでに「拡張」を論じることも可能な潜在的用途について考察を深めます。桜美林大学教授の平和博氏が司会を務める本討論会は、「人間とは何か?」、「『補完』と『拡張』の間に境界はあるのか?」、「境界はどこにあるのか?」という根源的な問題に取り組む機会にもなります。

 討論会終了後、パネリストとの交流会が開催されます。中でもニコラ・ユシェ氏は、自身のバイオニック義手を紹介します。そのほかにもフランス製の3つのバーチャル・リアリティ(VR)機器で、非日常的な認知的・感情的経験に身を浸したり、夢や現実との関係を探ったり、タイムトラベルを疑似体験したりできます。アンスティチュ・フランセが提供するVR無料体験会は同日16時30分から17時30分まで、東京大学情報学環・福武ホールで開催されます。

 大勢の皆さまのご来場をお待ちしています。
 

開催概要

日時 2019年6月29日(土)14:30~16:30(14:00開場)
会場 東京大学本郷キャンパス・福武ホール・福武ラーニングシアター(地下2階)
   〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1
言語 日仏同時通訳
入場無料 席数に限りがありますので事前登録が必要です。
オンライン登録 アンスティチュ・フランセ東京公式ホームページ

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共催 東京大学未来ビジョン研究センター
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最終更新日 12/07/2019

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