G7内務大臣会合の開催結果 [fr]

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 G7各国の内務大臣は4月4日と5日、G7議長国フランスのクリストフ・カスタネール内務大臣の招待を受けて、パリのボーヴォー館に参集しました。

 G7の内務大臣に加えて、ヨーロッパ委員会の内務担当委員、ヨーロッパ連合(EU)のテロ対策調整官、国際刑事警察機構(ICPO=インターポール)事務総長が参加し、テロ、サイバー脅威、組織犯罪に対する対策に関する協力の強化に向けて、複数の国際的課題をめぐり意見交換を行いました。

 会合では国際的なセキュリティにとって最も重要な4つの問題に重点が置かれました。

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© F. Pellier

1. テロおよび暴力的過激主義を目的としたインターネットの悪用との闘い

 G7の内務大臣は何よりもまず、インターネットのプラットフォームとソーシャル・ネットワークに対し、オンライン上に公開されたテロ関連コンテンツを削除するように要求を強化することを決定しました。というのも、これらのコンテンツが過激化とテロ行動を助長しているからです。フェイスブック、ツイッター、グーグル、マイクロソフトの代表者が議論に参加するよう招待されました。G7メンバー国は各社に対し、既知のテロ関連コンテンツの公開を自動的に阻止するソフトを改良するとともに、ウイルス性拡散になる可能性があるテロ関連コンテンツを即時に削除するため、緊急時対応マニュアルを確立するよう求めました。

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© F. Pellier

2. 外国人テロ戦闘員とその家族の管理

 G7の内務大臣は、シリアとイラクで外国人テロ戦闘員としてジハーディスト活動に参加した自国民の管理について意見交換を行いました。その中で、微妙に違う立場が表明されました。犯罪が行われた国で裁判と判決の言い渡しを行うことを優先する国がある一方で、外国人テロ戦闘員の出身国で行うことを重視する国がありました。しかしこれらのジハーディストが再び脅威となることがないように、G7メンバー国は彼らに対する訴訟手続きを可及的速やかに開始する必要性について一致しました。

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3. 密航業者ネットワークと人身売買との闘い

 密航業者のネットワークと人身売買との闘いも、G7内務大臣の作業セッションで取り上げられました。このセッションにはニジェールの内務大臣とブルキナファソの治安大臣が招待されました。いずれも密航業者のネットワークの影響を強く受けるサヘル地域の国です。各国大臣は密航業者のネットワークをより効果的に解体するため、警察力と司法制度の強化に向けて、移民の出身国と経由国、とりわけサヘル地域諸国をより一層支援することをコミットしました。さらに移民が非情な密航業者の手で出航し、海で命を落とす危険を冒すことがないように、経由国の沿岸警備を支援することもコミットしました。

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© D. Mendiboure

4. 環境犯罪との闘い

 G7の内務大臣は環境犯罪との闘いを中心的な課題としました。違法な森林伐採、象牙の違法取引、絶滅危惧種の密猟、有毒廃棄物の違法埋め立てなど、環境犯罪は地球を破壊するとともに、麻薬取引と偽造に次ぐ最も多くの利益をもたらす第3の犯罪活動です。それゆえにG7の内務大臣は、必要なすべての専門家(捜査官、司法官、NGO、大学など)を集めて、環境犯罪対策を担う国家機関を設置するよう促しました。さらに、環境犯罪の犯人に対する有効な刑罰、被害者補償、被害を受けた地域の復元を定めた法律を採択するよう呼びかけました。

 G7の内務大臣が確認したこれらすべてのコミットメントが「パリ・コミットメンツ」(英語)にまとめられています。

最終更新日 08/08/2019

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