第7回「後藤喜代子・ポールブルダリ科学賞」授賞式 [fr]

 第7回「後藤喜代子・ポールブルダリ科学賞」授賞式が6月4 日、東京・南麻布のフランス大使公邸で行われました。

後藤喜代子・ポールブルダリ科学賞授賞式
後藤喜代子・ポールブルダリ科学賞授賞式
秋葉直志教授
秋葉直志教授
平塚(中村)佐千枝教授
平塚(中村)佐千枝教授

 

後藤喜代子・ポールブルダリ癌基金協会が賞を授与

 「後藤喜代子・ポールブルダリ癌基金協会」は2012年、フランス人のポール・ブルダリ氏が肺がんで亡くなった妻、後藤喜代子氏をしのんで設立しました。

 2015年に公益財団法人として認められた後藤喜代子・ポールブルダリ癌基金協会(以下、財団)は、とりわけ肺がんをはじめとするがんの撲滅と予防に向けて、さまざまな活動に取り組んでいます。肺がんは日本と同様にフランスでも、がん死因の第1位です。財団は活動の一環として毎年、肺がん撲滅に寄与する臨床医学医療、またはがんに関連した医学医療全般に関する優秀な研究論文を発表した1人または複数の日本人医学者を顕彰しています。7回目を迎える今年は、東京慈恵会医科大学の秋葉直志教授と、信州大学の平塚(中村) 佐千枝教授が選ばれました。授賞式はローラン・ピック駐日フランス大使の出席のもと、フランス大使公邸で行われました。

 学校法人慈恵大学理事を務める秋葉直志教授は、ビタミンDのサプリメントによる早期肺腺がん患者の術後無再発生存率の改善に関する研究が評価されました。

 特別賞は信州大学医学部の平塚(中村) 佐千枝教授に授与されました。平塚教授は、がんに侵された肝臓内で活性化した免疫細胞の亜集団が体内を循環し、肺に定着後、がんの転移を抑える働きを持つことを発見しました。

腫瘍学における2国間学術協力

 財団は、がん研究に携わる日本とフランスの研究機関への両国の研究者の相互視察ミッションを3年続けて助成するなど、腫瘍学における日仏学術協力を積極的に支援しています。さらに2019年、在日フランス大使館、日本の国立がん研究センター(NCC)、フランスの国立がん研究所(INCa)と共同で、小児がん研究における日仏協力に乗り出す予定です。

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最終更新日 07/06/2019

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