G7、形式を刷新 [fr]

JPEG

 われわれの社会や世界の不平等との闘いは、正義の問題であるとともに、国際的なガバナンス・システムに対する市民の信頼回復のために取り組まなければならない喫緊の課題です。

 この闘いを進めるため、G7は世界的な重要問題を扱う集団的な意欲と民主主義的価値観を共有する経済大国を非公式に集めて、具体的な解決策を提案し、推進力を与えるための重要な枠組みを提供します。

 エマニュエル・マクロン大統領が2018年9月25日、国際連合総会で行った一般討論演説で改めて指摘したように、「富裕国クラブが単独で世界の均衡を決めることができた時代はとうの昔に過ぎました」

 それゆえにマクロン大統領は、2019年のG7議長国フランスを機会に、より高い実効性、正当性、具体性をもって、あらゆる形態の不平等と闘うために、計画と解決策を中心とした有志連合を形成する目標を掲げ、1)地域に大きな影響力を持つ民主主義大国、2)刷新されたパートナーシップを築くためのアフリカのパートナー諸国、3)市民社会の鍵を握るアクターを加えて、グループの形式を進化させることを望みました。

 さまざまなアクターがG7ビアリッツ・サミットをはじめ、数多くの準備会合に参加します。

1. 民主主義的自由の保護と促進に取り組む主要パートナー4カ国

 フランスはデジタル変革と気候変動の時代において、この2つの課題に対応する上で鍵を握り、われわれと同様に民主主義的価値観と基本的自由の尊重を重視するパートナー諸国の参加を望みました。

  • 南アフリカ
  • オーストラリア
  • チリ
  • インド

 われわわれはこれらの民主主義大国4カ国とともに、デジタルと人工知能の進歩という文脈の中で、基本的自由の保護を強化することに取り組みます。われわれは生物多様性、気候、海洋の保護に重点を置きつつ、地球を守るための具体的な措置を提案します。2019年11月に国連気候変動枠組条約第25回締約国会議が開催されるチリは、この文脈において重要な同盟国です。

JPEG

2. 前途有望なアフリカ大陸と対等なパートナーシップを築くためのパートナー6カ国

 G7議長国フランスは、世界の不平等に立ち向かうため、アフリカと対等なパートナーシップを結ぶことを望んでいます。

「われわれはこの大陸で、この大陸とともに、不平等との大きな勝負に力を合わせて臨みます」
 
エマニュエル・マクロン大統領、国連総会、ニューヨーク、2018年9月25日

 南アフリカに加えて4カ国が、G7ビアリッツ・サミットと複数の準備会合に招待されます。この4カ国はアフリカ大陸で牽引役を果たすとともに、多国間協力のアクターである一方、生物多様性の保全と気候に関するパリ協定の野心的な履行にも取り組んでいます。

  • ブルキナファソ、2019年のG5サヘル議長国
  • エジプト、アフリカ連合(AU)の現議長国
  • セネガル、NEPAD(アフリカ開発のための新パートナーシップ、アフリカ連合開発庁)議長国
  • ルワンダ、2018年のAU議長国

 AU委員会のムーサ・ファキ委員長もサミットに招待されます。

 われわれは特に若者の雇用創出と女性の起業家精神を促進しながら、アフリカ大陸の持続可能な経済開発を確保する具体的な手段を協力して見いだすことを望んでいます。運命の不平等と闘うための必須条件である教育と保健医療へのアクセス、デジタル包摂性、経済主体の資金調達へのアクセスが、アフリカのパートナー諸国との意見交換の中心となります。こうしたさまざまな課題が集中するサヘル地域に特に注意が払われます。

JPEG

3. G7議長国フランスに積極的に関与する市民社会の鍵を握るアクター

 ジェンダー平等諮問委員会がG7の作業に緊密に協力します。この委員会は、暴力および差別との闘い、女子の教育へのアクセス、女性の経済的エンパワーメント、女性の起業家精神に取り組む傑出した人物で構成されています。

G7各国のシェルパとエンゲージメント・グループの「T7」および「Y7」の合同会合
G7各国のシェルパとエンゲージメント・グループの「T7」および「Y7」の合同会合
エンゲージメント・グループ「T7」によるシェルパへの提言手交
エンゲージメント・グループ「T7」によるシェルパへの提言手交
エンゲージメント・グループ「Y7」のシェルパへの提言手交
エンゲージメント・グループ「Y7」のシェルパへの提言手交

 
 G7エンゲージメント・グループの提言に基づきます。具体的には、強力な変革推進力であり得ることを日々示している若者(Youth 7)女性(Women 7)非政府組織(Civil 7)労働組合(Labour 7)雇用者(Business 7)研究機関(Think tank 7)科学アカデミー(Science 7)、弁護士(Avocats 7)、大学(University 7)のグループがあります。

 不平等との闘い、生物多様性と海洋の保全のために地域アクター(ビアリッツ市、バスク地方、ピレネー=アトランティック県、ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏)により示され、サミット開催地で実行された解決策を考慮に入れます。サミットに先立ち、バスク地方で開催される3つの討論会で、これらのテーマが取り上げられます。

最終更新日 06/08/2019

このページのトップへ戻る