日本科学未来館でイノベーションをめぐる討論会 [fr]

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 エマニュエル・マクロン大統領は訪日2日目(27日)、日本のテクノロジー界を代表する大企業、中小企業、スタートアップの代表者500人と意見交換を行いました。

 意見交換を通して、特にG7ビアリッツ・サミットとテック・フォー・グッド・サミットでフランスが掲げるビジョンが浮き彫りになりました。そのビジョンとは、イノベーションが公益に資するツールでなければならないということです。

 マクロン大統領は今回の討論会で、G7議長国フランスの3つの優先テーマを前面に押し出しました。われわれはこれらの分野のためにイノベーションを活用しなければなりません。

  • 地球温暖化対策
  • 人間のための人工知能
  • 不平等の是正

 第1の事実は単純です。企業や社会が今日、かつてないほど同じ課題に立ち向かっているということです。その最上位が不平等との闘いと環境保全です。それぞれの努力を結集することで、これらの課題を克服できます。革新的な解決策を考案し、共同で実行するのです。

 第2の事実も同様に確固たるものです。それは事なかれ主義はいかなる場合でも解決にはならないということです。気候変動対策は喫緊の課題であり、世界中の市民がわれわれ全員(政府、企業経営者、市民社会アクター)に具体的で協調的な行動を期待しています。積極的に関与することがわれわれ全員の責任です。

 マクロン大統領はこのような事実を踏まえて、G20大阪サミットと特に2019年8月にビアリッツで開催されるG7サミット、さらに今秋開催予定の国連気候サミットで、解決策をもたらすためにアクターを動員し、連合体の形成をめざします。

 今回の企業経営者との討論会は、象徴的な会場で行われました。日本科学未来館の英語名称は、新興科学・イノベーション博物館を意味するからです。同館は東京湾に面するお台場地区にあります。この博物館を象徴する展示物の一つが、世界中の気象データをリアルタイムで映し出す巨大な地球ディスプレイ「ジオ・コスモス」です。この科学・芸術作品は、われわれが「ただ一つの惑星」の住人であること、結果を得るために手を携えて努力できることを想起させます。

 日本のテクノロジー界の代表者との討論会では、企業のトップから次々と取り組みが紹介されました。日本環境設計の髙尾正樹社長は、繊維・プラスチックリサイクル計画を紹介しました。富士通の田中達也会長は、人工知能を人間のために位置づけるための自社の戦略を詳細に述べました。ダノンのエマニュエル・ファベール最高経営責任者(CEO)は、ソーシャル・イノベーションや格差是正に向けて企業が果たすべき役割について語りました。

マクロン大統領と企業経営者の討論会

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最終更新日 02/07/2019

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