仏独英首脳共同声明 [fr]

 フランス、ドイツ、イギリスの首脳は7月14日、4年前にイランとの間で合意された包括的共同行動計画、いわゆるイラン核合意に関する共同声明を発表しました。

 われわれ、フランス、ドイツ、イギリスの指導者は、特に不拡散体制の維持をはじめとする安全保障上の共通の関心事項を共有し、4年前の2015年7月14日にイランとともに受け入れた包括的共同行動計画(JCPOA)のための継続的なコミットメントを改めて表明します。

 われわれ3カ国は2003年以降、後にアメリカ、ロシア、中国を加えて、核兵器不拡散条約の当事国であるイランが義務を誠実に順守し、核兵器を開発も獲得もしないという明確な目標とともに、この国に対する一貫した断固たる政策を進めました。

 われわれは2018年5月8日、アメリカのJCPOA離脱と対イラン制裁再開の決定を受けて、明確に遺憾の意と憂慮の念を共同で表明しました。イランは前月まで、国際原子力機関(IAEA)が絶えず確認したように、合意に従って義務を履行していました。われわれ3カ国は2018年5月以降、イラン国民がJCPOAにより提供された正当な経済的利益を享受し続けられるように、合意にコミットし続けるすべての当事国と取り組みを進めるべく最善を尽くしました。

 われわれは今日、アメリカにより科せられた制裁の圧力と、合意の中心的事項の実施を一部停止するイランの決定を受けて、JCPOAが崩壊する恐れを懸念しています。われわれは許可されている上限を超えてウランを貯蔵し、濃縮するイランの決定を極めて憂慮します。その上に、われわれ3カ国は、われわれがペルシャ湾とその周辺地域で目撃した攻撃と、地域の治安悪化に極めて困惑しています。

 われわれは責任を持って行動するとともに、緊張激化を阻止し、対話を再開する手段を追求するときが来たと考えます。危険性が極めて高まっているので、すべての利害関係者がいったん立ち止まり、彼らの行動がもたらし得る結果を検討する必要があります。

 われわれ3カ国は最近、緊張緩和と対話に貢献するため、いくつかの外交的イニシアティブをとりました。緊張緩和と対話のためには、すべての当事国からの善意のしるしが大至急必要です。われわれはJCPOAを支持し続けていますが、その存続はイランによる義務の完全遵守にかかっています。われわれはイランに対し、この点について最近の決定を見直すよう促します。われわれは、とりわけJCPOA合同委員会を通して、イランの義務順守問題を取り扱うため、合意で規定された対話の可能性を探り続けます。

 われわれは解決策の追求と、国際の平和と安全の維持のため、すべての関係当事国と積極的関与を続けます。

最終更新日 18/09/2019

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