フレデリック・ヴィダル高等教育・研究・イノベーション大臣が来日 [fr]

 フレデリック・ヴィダル高等教育・研究・イノベーション大臣が6月26日から27日まで、日本を公式訪問したエマニュエル・マクロン大統領に同行して来日しました。

 2017年10月に行われた前回の来日から2年足らずとなる今回の訪問は、2019年末にフランスで開催される予定の日仏科学技術協力合同委員会の次回会合に向けた準備作業を進める機会となりました。

 その一環として、日本の文部科学省の管轄下にある組織、研究機関、大学 [1]ならびにフランスの高等教育・研究・イノベーション省の管轄下にある同様の機関 [2]のトップや代表者が6月27日、ラウンドテーブルで一堂に会し、日仏パートナー間で進行中の研究協力の現状を確認するとともに、今後の協力に向けた道筋を特定しました。

 ヴィダル大臣は滞在中、産業技術総合研究所(産総研)の研究センターの一つで、産業界との強力な協働文化を特徴とする人工知能研究センター(AIRC)を視察しました。AIRCでは産総研の中鉢良治理事長と関口智嗣理事、産総研・臨海副都心センターの市川類所長、AIRCの辻井潤一センター長に迎えられました。視察中、ヴィダル大臣と日本側代表者の間で、デジタル分野や人工知能分野をめぐり活発なやりとりが行われました。

 他方、海洋研究開発機構(JAMSTEC)との共催で開催された会合「海洋と生物多様性」では、ヴィダル大臣がJAMSTECの平朝彦理事長と共同議長を務めました。この会合にはフランス [3]と日本 [4]の研究機関の代表者が出席し、海洋生物多様性の観測、マイクロプラスチック、深海調査、マントル調査の各分野における日仏協力の現状と展望をめぐり意見交換が行われました。

 今回の来日では、高等教育、研究、イノベーションに関する多くの協力文書の署名式にも出席しました。対象となる分野は、エネルギー移行、人工知能、宇宙、農業、情報通信技術、高性能計算、大学間交流など多岐にわたります。

[1日本原子力研究開発機構(JAEA)、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国立情報学研究所(NII)、物質・材料研究機構(NIMS)、理化学研究所(RIKEN)、日本医療研究開発機構(AMED)、日本学術振興会(JSPS)、科学技術振興機構(JST)、東京大学、筑波大学。

[2国立研究機構(ANR)、原子力・代替エネルギー庁(CEA)、国立宇宙研究センター(CNES)、国立科学研究センター(CNRS)、フランス海洋開発研究所(IFREMER)、国立農学研究所(INRA)、国立情報学自動制御研究所(INRIA)。

[3国立科学研究センター、原子力・代替エネルギー庁、国立宇宙研究センター、国立研究機構、フランス海洋開発研究所、国立農学研究所。

[4海洋研究開発機構、筑波大学、水産研究・教育機構(FRA)、国立環境研究所(NIES)など。

最終更新日 19/07/2019

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