G7デジタル担当大臣会合の開催結果 [fr]

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 G7デジタル担当大臣会合が5月15日にパリで開催され、セドリック・オ・デジタル担当副大臣が議長を務めました。

 デジタル変革とその越境的性質の多種多様な現実を会合に反映させるため、G7メンバー以外の民主主義大国4カ国(インド、オーストラリア、ニュージーランド、チリ)と、3つの国際機関(経済協力開発機構、国際電気通信連合、国連教育科学文化機関)が招待され、会合に出席し、G7各国と同じ資格で議論に参加しました。

 デジタル技術は不平等との闘いに貢献できる潜在力があります。この闘いはG7議長国フランスの指針となる目標です。今回の関係閣僚会合では、参加国が特に以下3つの柱を中心に具体的な成果を挙げながら、この分野で有意義な前進を遂げることができました。

1. 人工知能(AI)技術の発展

 各国大臣はAIが不平等との闘いに貢献できるような方法について、実りある議論を行いました。例えば、データセットの選択とAI技術の発展においてインクルージョンの問題を考慮に入れることや、インクルージョン関連分野における革新的なAIアプリケーションの設計などです。

 各国大臣はこれらの目標を実現するため、AI分野の国際協力を強化する必要性を認めるとともに、とりわけ人工知能に関する国際専門家グループ(G2IA)設置計画をめぐり話し合いました。このイニシアティブはエマニュエル・マクロン大統領とカナダのジャスティン・トルドー首相が共同で掲げているもので、ドイツ、カナダ、フランス、イタリア、日本、イギリス、ニュージーランド、インド、ヨーロッパ連合(EU)が関心を表明しました。G2IAをめぐる G7パートナー間の議論は、G7各国首脳が8月24日から26日まで集うビアリッツ・サミットまで継続して行われます。

 

2. インターネット上の危険なコンテンツとの闘いにおけるプラットフォームのアカウンタビリティ

 G7各国大臣は、とりわけオンライン・プラットフォームのアカウンタビリティと透明性、これらのアクターによる自主的な取り組みの実施を通した、オンラインの危険なコンテンツとの闘いについて議論しました。各国大臣はこの分野でフランスが推進する「スマート・レギュレーション」アプローチについても議論しました。

 オープンかつ自由で安全なインターネットのための憲章案も議論の中心になりました。この憲章の制定によって、憲章に署名した国、プラットフォーム、デジタル企業は、インターネット上の危険なコンテンツの拡散をよりよく防止し、阻止するための努力を強化することに具体的に取り組むことができます。G2IAをめぐる議論と同様に、憲章案に関する議論もビアリッツ・サミットまで継続して行われます。

3. データに基づいた技術とインフラにおける信頼性の強化

 このテーマをめぐる作業セッションでは、アニエス・パニエ=リュナシェ経済・財務副大臣が議長を務め、出席した国と機関がデータに基づいた技術とインフラにおける信頼性の問題、より正確には5Gと自由なデータ流通に関する問題について議論しました。このテーマはG7の枠組みで初めて議論され、出席した参加者の特別な関心を呼びました。

最終更新日 08/08/2019

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