ノエ・スーリエ『トリノゾク』、シアター・オリンピックスで日本初演 [fr]

 国際的な舞台芸術の祭典「第9回シアター・オリンピック」が8月23日(金)から9月23日(月・祝)まで、富山県利賀芸術公園ほかで開催されます。会期中、フランス人振付家ノエ・スーリエのダンス作品『トリノゾク』が日本で初上演されます。

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ノエ・スーリエによるダンス作品『トリノゾク』
© Chiara Valle Vallomini

 シアター・オリンピックスとは、鈴木忠志、テオドロス・テルゾプロス、ロバート・ウィルソン、ユーリ・リュビーモフ、ハイナー・ミュラーら、世界各国で活躍する演出家・劇作家により、1994年にギリシアのアテネにおいて創設された国際的な舞台芸術の祭典です。芸術家同士の共同作業をとおして企画されることを特徴としており、世界の優れた舞台芸術作品の上演のほか、次世代への教育プログラムも実施されます。

 1995年のギリシア(デルフォイ、アテネ、エピダウロス)を皮切りに、日本(静岡)、ロシア(モスクワ)、トルコ(イスタンブール)、韓国(ソウル)、中国(北京)、ポーランド(ヴロツワフ)、インド(ニューデリーなど)と8カ国で開催されてきました。第9回目の開催となる今年は「Creating Bridges」をテーマに掲げ、日本(利賀・黒部)とロシア(サンクトペテルブルク、他)での初の二国共同開催となります。

 9月13日・15日には、2014年よりフランス国立ダンスセンターのアソシエートアーティストであり、2020年7月からアンジェ国立現代舞踊センターのディレクターへの着任が発表されたことも記憶に新しい、フランスの新進気鋭振付家ノエ・スーリエの『トリノゾク』が上演されます。

 6人のダンサーのためにつくられた本作においてノエ・スーリエは、他者の動き、つまり「ダンサーが観客と共有する身振りのボキャブラリー」を観察することを促す。別の動きを準備するために構成された、ある一連の動きを探究することがここでは問題となるが、「その別の動きは決して遂行されず、省略され続けることによってダンサーの意図が明らかになる。なぜなら、遂行されるべき目的が不在の先行する身振りに対して、ダンサーが影響を与えているからである。」スーリエの意図は、知的な構成と喜びの共有にあると察せられる。さらにそこに、ブラジリアン柔術からのインスピレーションも加わる。「私たちは、このマーシャル・アーツを拠り所としながら、他者の身体に働きかける動きについて探究をしている」。このようにスーリエは、急激な対比や緩やかな展開をとおして、さまざまなグラデーションの視覚的密度を扱う。たゆまぬ探究によって、彼のダンスは私たちの確信を覆す。(プレス資料より)
 

開催概要

シアター・オリンピックス2019(利賀・黒部)

会期 2019年8月23日~9月23日
会場 利賀富山県利賀芸術公園、宇奈月国際会館「セレネ」、前沢ガーデン野外ステージ(YKK)
芸術監督 鈴木忠志
詳細  シアター・オリンピックス2019公式ホームページ.

ノエ・スーリエ『トリノゾク』

日時 2019年9月13日(金)18:00~
   2019年9月15日(日)17:30~
会場 利賀創造交流館(〒939-2513 富山県南砺市利賀村上百瀬48番地)
詳細 シアター・オリンピックス2019公式ホームページ.
作品『トリノゾク』について ノエ・スーリエ公式ホームページ(英語)

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最終更新日 24/09/2019

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