読書の秋2019 [fr]

 文学とバンドデシネの祭典「第12回読書の秋」が10月7日(月)から11月23日(土・祝)まで、全国各地で開催されます。多様性の概念にあらゆる意味を与える、フランス語で結ばれた世界中の作家や作者と出会えるイベントが盛りだくさんです。

リアド・サトゥフ
リアド・サトゥフ
© Allary Éditions / Kadensha © Renaud Montfourny / Allary Éditions
ダニー・ラフェリエール
ダニー・ラフェリエール
© Fujiwara Shoten © Nemo Perier Stefanovitch
カメル・ダウド
カメル・ダウド
© Suiseisha © Philippe Matsas, 2018
マリアンヌ・ジェグレ
マリアンヌ・ジェグレ
© Shōgakukan © DR

 

文学の秋

 今年は3人のフランス語作家が来日します。アカデミー・フランセーズ会員のダニー・ラフェリエール氏が10月7日、日仏会館で「読書の秋」開幕を告げるイベントに出席し、日本語で執筆するアメリカ人作家リービ英雄(読売文学賞)と対談します。2015年に小説『ムルソー再捜査』でゴンクール処女小説賞を受賞したジャーナリストで作家のカメル・ダウド氏は、芥川賞受賞作家の小野正嗣氏と対談し、それぞれの作品に占めるフランス文学の位置について語ります。ダウド氏は台湾人作家の李琴峰氏とも対談します。画家ファン・ゴッホをめぐる小説の著者マリアンヌ・ジェグレ氏は、作家の原田マハ氏と東京で対談します。

 そのほかにも数多く開催される文学イベントは、日仏関係に不可欠な翻訳者、研究者、作家と出会う機会にもなります。コリーヌ・アトラン氏と野崎歓氏が京都で講演するほか、マチュー・セゲラ氏は京都と東京で、フランスに生きた日本人女性作家をめぐる講演会を行います。

バンドデシネと映画

 リアド・サトゥフ氏は同世代で最も有名なバンドデシネ作家の一人です。アングレーム国際漫画祭で年間最優秀作品賞「フォーヴ・ドール」を2回受賞した数少ない作家の一人です。中でも2015年の受賞作『未来のアラブ人』第1巻は今年、邦訳版が刊行されました。彼を特集した展覧会が昨年、ポンピドゥーセンターの図書館で開催されました。『未来のアラブ人』シリーズは23カ国語に翻訳されています。サトゥフ氏は来日中、ヤマザキマリ(東京)、望月ミネタロウ(京都)、じゃんぽ~る西(北九州)の著名漫画家3氏と対談します。

 リアド・サトゥフ氏の来日を記念して、彼が監督した映画『ジャッキーと女たちの王国』の特別上映会が複数の都市で開催されます。

 横浜では『星の王子さま』をめぐる子ども向けワークショップが開催されます。『納豆が好き』や子ども向け絵本の著者ジュリ・ブランシャン・フジタ氏のサイン会が、東京の紀伊國屋書店新宿本店で行われます。

 第2回「フランス語翻訳書籍フェア」が10月4日より、今年も紀伊國屋書店新宿本店で開催されます。

謝意

 これらのイベントの参加作家各位、下記の協賛企業・団体各位に心より感謝申し上げます。日本の出版社の水声社、小学館、花伝社、フランスの出版社のアラリ・エディシオン、エディシオン・ピキエ、ガリマール、書店の欧明社(フランス語書籍)、紀伊國屋書店、さらに京都国際マンガミュージアム、北九州市漫画ミュージアム、日仏会館、フランス著作権事務所、笹川日仏財団、パートナー大学、ヨーロッパ文芸フェスティバル2019、TV5MONDE、全日本空輸(ANA) 。

 皆さまにとって素晴らしい日仏文学シーズンとなるよう祈念します。

アンスティチュ・フランセ日本
書籍・メディアテーク担当
アリアンヌ・ダパス

開催概要

 「読書の秋2019」は全国各地(札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、徳島、福岡、北九州)で開催されます。東京、関西、九州で開催されるイベントの詳細は、下記のリンク先をご覧ください。そのほかの都市については、パンフレットをダウンロードしてご覧ください(開催地別イベント一覧ページ22~23)。

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最終更新日 06/10/2019

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