フランス国立科学研究センター設立80周年 [fr]

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 スマートフォンで電話できるのも、インターネットを利用できるのも、量子物理学のおかげです。レントゲン検査で健康状態を調べることができるのも、放射線の特性に関する知識のおかげです。不治の病と考えられていた疾病を治療できるのも、幹細胞の発見のおかげです。

 フランス国立科学研究センター(CNRS)設立80周年のスローガンが示すように、「私たちの知識が新しい世界を築く」のです。

 エマニュエル・マクロン大統領は、私たちの誇りであるフランスの研究の卓越性を重視し、その研究が遭遇している困難と、われわれが直面する課題を解決するために研究が果たす中心的な役割を認識しています。そうしたことからマクロン大統領は11月26日、パリの科学技術博物館「パレ・ド・ラ・デクーヴェルト」で、フランス全国をはじめ、世界中から集まったCNRSのメンバーおよびパートナーと意見交換を行いました。

意見交換会の動画

設立当時から

 マリー・キュリー、ルイ・パスツールなど、こうした名前になじみがあるのは、彼らが科学的発見によって医学に革命を起こし、今日もなお私たち一人ひとりの生活に影響を与えているからです。

 フランスの研究はすでにその力量を発揮していましたが、フランスがナチス・ドイツに対抗する紛争に備えるべくCNRSを設立したのは、第2次世界大戦開戦直後でした。

今日に至るまで

 CNRS設立から80年、もはや世界は当時と同じではありません。課題は変わり、フランスの研究はかつてないほど課題解決に向けた中心的役割を担っています。フランスは研究の実績と卓越性がある一方で、国際競争が激しさを増す中、研究力低下のリスクにさらされています。マクロン大統領は研究者の野心を実現する手段を提供し、システムを近代化するとともに、その魅力を強化する考えを表明しました。

 マクロン大統領はすでに2017年、世界中の科学者に向けて、フランスに来て現代の最重要課題である気候変動に挑むよう呼びかけました。

マクロン大統領のツイッター「フランスはイノベーション、研究、未来の中心地になります」

数字で見るCNRS

  • 人員:3万2,000人
  • 研究ユニット:世界中に1,000以上
  • 年間科学発表論文:5万本
  • 特許ファミリー:5,600件
  • 有効ライセンス:1,200件
  • 実施された枠組み協定:21件
  • 起業件数:1,400件

最終更新日 28/11/2019

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